SG8-030|地理総合・地理探究 対策問題
一般図と主題図の説明として最も適切なものはどれか。
解答・解説を見る
正解: 3
正解
地形図のように多目的に使える地図を一般図、ハザードマップのように特定のテーマを表す地図を主題図という
この問題のポイント
地図の2大分類を問う。多目的=一般図、特定テーマ=主題図という分類基準と、代表例の対応が判断の軸。
解説
地図は、目的によって一般図と主題図に大別される。
一般図は、地形・水系・道路・集落・土地利用など、地域の様々な情報を多目的に利用できるよう総合的に描いた地図である。代表例は国土地理院が発行する地形図や地勢図で、読図の基礎資料や他の地図の土台として使われる。
主題図は、特定のテーマに絞って情報を表現した地図である。ハザードマップ、天気図、路線図、土地利用図、人口分布図などの統計地図はすべて主題図に当たる。主題図は一般図を土台(ベースマップ)にして、その上に主題の情報を重ねて作られることが多い。
この分類は縮尺の大小とは無関係で、大縮尺でも小縮尺でもそれぞれの地図がありうる。
GISの普及により、目的に応じた主題図を誰でも作成できるようになった。地域調査では、調べたいテーマに合わせて適切な主題図を作る技能が求められる。
ひっかけポイント
地形図=一般図、ハザードマップ=主題図という対応の入れ替えが定番。縮尺で分類するという説明も誤りである。
選択肢の確認
①「ハザードマップは多目的に使える一般図に分類される」
❌ 誤り。
誤答理由: ハザードマップは災害という特定テーマを表す主題図の代表例である。
②「一般図と主題図の区別は縮尺の大小によって決まる」
❌ 誤り。
誤答理由: 一般図か主題図かは目的による分類で、縮尺の大小では決まらない。
③「地形図のように多目的に使える地図を一般図、ハザードマップのように特定のテーマを表す地図を主題図という」
✅ 正しい。
正解。多目的に使える地形図などが一般図、ハザードマップのように特定テーマを表すものが主題図である。
④「地形図は特定の目的のための主題図に分類される」
❌ 誤り。
誤答理由: 地形図は特定の目的に限定されない一般図の代表例である。
覚えるポイント
- 一般図=多目的(地形図・地勢図)
- 主題図=特定テーマ(ハザードマップ・天気図・統計地図)
- 主題図は一般図を土台に作られることが多い
共通テスト攻略
- 資料を先に観察:題名・年代・作成者・注記・凡例・単位を確認し、資料に直接示された事実と、知識から推測した内容を分ける。
- 既習事項と接続:資料中の固有名詞・制度・数量の変化を手掛かりに、同時代の政治・社会・対外関係へ結び付ける。資料にないことを印象だけで補わない。
- 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。