SG3-022地理総合・地理探究 対策問題

地理総合C 持続可能な地域づくりと私たち(2) 生活圏の調査と地域の展望

地域調査の一般的な手順として最も適切なものはどれか。

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正解: 3

正解

テーマと仮説を設定し、文献や統計による事前調査を行ったうえで現地調査を実施し、結果を分析してまとめ・発表する

この問題のポイント

地域調査の手順の流れを問う。「テーマ・仮説→事前調査→現地調査→分析→発表」の順序が判断の軸。

解説

生活圏の地域調査は、次の手順で進めるのが基本である。

  • テーマ(調査課題)の設定: 地域の疑問や課題から問いを立て、仮説(予想される答え)を考える
  • 事前調査: 文献・統計・地形図・空中写真・インターネットなどで基礎情報を集め、調査計画を立てる
  • 現地調査(フィールドワーク): 野外観察・聞き取り・アンケートなどで、事前調査では得られない情報を集める
  • 分析・考察: 集めた情報を地図やグラフに整理し、仮説を検証する
  • まとめ・発表: 調査結果と考察を報告書やポスターにまとめ、発表して意見を交換する
    重要なのは、仮説はあくまで検証の出発点であり、調査結果によって修正されうることである。結論を先に決めて都合のよい資料だけを集めるのは調査とはいえない。また、必要に応じて追加調査を行うなど、手順を行き来しながら深めていく。

ひっかけポイント
「結論が先」「テーマは最後」など順序を乱す選択肢が定番。仮説は検証・修正されるものという点も問われやすい。

選択肢の確認

①「現地調査を最初に行い、テーマは調査がすべて終わってから決める」
誤り。
誤答理由: 現地調査は事前調査で得た知識と計画に基づいて行うもので、テーマの設定が最初に来るのが手順の基本である。

②「事前調査だけで完結させ、現地調査は行わないのが原則である」
誤り。
誤答理由: 文献や統計に表れない情報は現地でしか得られず、事前調査だけで完結させるのは地域調査の原則に反する。

③「テーマと仮説を設定し、文献や統計による事前調査を行ったうえで現地調査を実施し、結果を分析してまとめ・発表する」
正しい。
正解。地域調査はテーマ・仮説の設定から事前調査、現地調査、分析・考察、まとめ・発表へと進み、必要に応じて行き来しながら仮説を検証する。

④「まず結論を確定させてから、それに合う資料だけを集めて発表する」
誤り。
誤答理由: 結論を先に確定して都合のよい資料だけ集めるのは調査の公正さに反する。仮説は検証され修正されるものである。

覚えるポイント

  • テーマ・仮説→事前調査→現地調査→分析→まとめの順
  • 仮説は調査結果によって検証・修正される
  • 事前調査と現地調査は役割が異なり両方必要

共通テスト攻略

  • 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
  • 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。

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