SG3-021地理総合・地理探究 対策問題

地理総合C 持続可能な地域づくりと私たち(1) 自然環境と防災

日本の活火山についての説明として最も適切なものはどれか。

解答・解説を見る

正解: 4

正解

おおむね過去1万年以内に噴火した火山と現在活発な噴気活動のある火山を指し、日本には約110ある

この問題のポイント

活火山の定義と日本の火山の分布・監視体制について問う。「1万年以内・約110」という基準がカギ。

解説

活火山とは、おおむね過去1万年以内に噴火した火山および現在活発な噴気活動のある火山と定義され、日本には約110の活火山がある。これは世界の活火山の約1割にあたる。
かつては「休火山」「死火山」という言い方があったが、火山の活動間隔は数千年以上に及ぶことがあり、長く静かだった火山が突然噴火する例もあるため、現在はこの区分は使われていない。
活火山は千島弧から東北日本、伊豆・小笠原、九州から南西諸島へと、海溝とほぼ平行に帯状に分布しており、富士山も活火山である。
気象庁は特に活動的な約50の火山を24時間体制で常時観測し、噴火警戒レベル(1〜5)を発表して入山規制や避難に結び付けている。2014年の御嶽山の噴火では登山者が多数犠牲になり、突発的な噴火への備えの重要性が再認識された。

ひっかけポイント
「噴煙を上げている火山だけが活火山」「富士山は死火山」が典型的な誤り。休火山・死火山という区分自体が廃止されている点を押さえる。

選択肢の確認

①「現在噴煙を上げている火山だけを指し、日本には10もない」
誤り。
誤答理由: 噴煙を上げている火山に限定するのは誤りで、現在静穏でも1万年以内に噴火の記録・痕跡があれば活火山とされる。

②「一度でも噴火の記録がある火山は、その後の経過にかかわらずすべて死火山と呼ばれる」
誤り。
誤答理由: 休火山・死火山という区分は廃止されており、長く静かな火山が突然噴火する例もあるため使われていない。

③「活火山は九州だけに分布し、東日本には存在しない」
誤り。
誤答理由: 活火山は千島弧から東北・伊豆小笠原・九州・南西諸島まで帯状に分布し、九州限定ではない。富士山も活火山である。

④「おおむね過去1万年以内に噴火した火山と現在活発な噴気活動のある火山を指し、日本には約110ある」
正しい。
正解。活火山はおおむね過去1万年以内に噴火した火山と活発な噴気活動のある火山と定義され、日本には約110あり世界の約1割を占める。

覚えるポイント

  • 活火山はおおむね1万年以内に噴火した火山など約110
  • 世界の活火山の約1割が日本に集中
  • 噴火警戒レベルで入山規制・避難を運用

共通テスト攻略

  • 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
  • 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。

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