KZ-R6TB-03地理総合・地理探究 対策問題

共通テスト図版チャレンジ令和6年度 追試験(地理B)

図は、東南アジアと南アジアで発生した火山噴火、地震、暴風雨(タ〜ツ)による自然災害の発生数を国別の円の大きさで示す。円の目盛りの最大値はタが100回、チが50回、ツが300回である。図の読み取りとして最も適切なものはどれか。

KZ-R6TB-03の問題図版
解答・解説を見る

正解: 1

正解

ツは目盛りの最大値が300回と3枚の中で最も大きく、フィリピンやインド洋沿岸の国々で発生が多いことから、台風やサイクロンによる暴風雨と考えられる

この問題のポイント

災害の種類ごとの発生頻度の桁の違いと、被災国の分布から災害名を判別する問題。

解説

自然災害は種類によって発生頻度の桁が大きく異なる。この図では、目盛りの最大値がタ=100回、チ=50回、ツ=300回と設定されており、ツが最も高頻度の災害であることがまず読み取れる。
暴風雨(台風・サイクロンなどによる風水害)は、毎年何度も襲来するため、数十年間の累計では他の災害を大きく上回る。ツの円がフィリピンインド・バングラデシュなどインド洋・ベンガル湾沿岸の国々で大きいことも、台風の常襲地帯・サイクロンの襲来地域と一致する。よってツは暴風雨である。
は変動帯に位置するインドネシアなどで多く、地震の分布と対応する。は最も頻度が低く、火山国のインドネシア・フィリピンに集中する火山噴火と考えられる。
円の大きさを比べるときは、図ごとに目盛りが異なることに注意が必要で、同じ大きさの円でも表す回数が違う点がこの図の読みの要所である。

ひっかけポイント
3枚の図で円の目盛り(スケール)が異なるため、見た目の円の大小をそのまま図の間で比較してはいけない。

選択肢の確認

①「ツは目盛りの最大値が300回と3枚の中で最も大きく、フィリピンやインド洋沿岸の国々で発生が多いことから、台風やサイクロンによる暴風雨と考えられる」
正しい。
正解。タは目盛りの最大値300回と最も頻度が高く、フィリピンやインド洋沿岸で多い。台風・サイクロンによる暴風雨の特徴である。

②「タは目盛りの最大値が5回と3枚の中で最も小さい」
誤り。
誤答理由: タの目盛りの最大値は300回で3枚の中で最も大きい。最も小さい目盛り(最大50回)はツである。

③「ツではどの国でも発生数が300回を超えている」
誤り。
誤答理由: ツの目盛りは最大50回であり、どの国でも300回超という読みは成り立たない。

④「3枚の図の円の分布はまったく同じである」
誤り。
誤答理由: 3枚の円の分布は明確に異なり、暴風雨・地震・火山噴火という災害の性格の違いを反映している。

覚えるポイント

  • 発生頻度は暴風雨>地震>火山噴火の順に多い
  • フィリピンは台風、ベンガル湾岸はサイクロンの常襲地
  • 複数の図を比べるときは目盛りの違いを必ず確認

共通テスト攻略

  • 資料を先に観察:題名・年代・作成者・注記・凡例・単位を確認し、資料に直接示された事実と、知識から推測した内容を分ける。
  • 既習事項と接続:資料中の固有名詞・制度・数量の変化を手掛かりに、同時代の政治・社会・対外関係へ結び付ける。資料にないことを印象だけで補わない。
  • 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。

関連問題

KZ-R6TB-02KZ-R6TB-04