KZ-R8T-03地理総合・地理探究 対策問題

共通テスト図版チャレンジ令和8年度 追・再試験

図のアとイは、2つの範囲で発生したマグニチュード5以上の地震の震源を、深さ別の記号で示したものである。図の読み取りとして最も適切なものはどれか。

KZ-R8T-03の問題図版
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正解: 1

正解

アでは震源が帯状に密集して分布しており、プレートどうしが近づく狭まる境界に沿った範囲と考えられる

この問題のポイント

震源分布図から、地震が帯状に集中する場所=プレート境界という対応を読み取れるかを問う。

解説

地球の表面は十数枚のプレートに覆われ、その境界付近では地震や火山活動が集中する。震源の分布図を描くと、地震は面的に一様ではなく、プレート境界に沿って帯状に連なるのが大きな特徴である。
図のアでは、震源を示す点が斜め方向の帯状に密集しており、プレートが互いに近づいて衝突・沈み込みが起こる狭まる境界に沿った範囲と判断できる。海溝沿いの変動帯では、マグニチュード5以上の地震が数十年間にこれほど密集して発生する。
一方、イは震源がまばらで、一部に線状の並びがみられる程度である。境界から離れたプレート内部や、地震の規模・頻度が小さい境界を含む範囲と考えられる。
このように、震源の密度と並び方から、その範囲がどのような地体構造にあたるかを推定できる。世界の地震帯は環太平洋造山帯とアルプス・ヒマラヤ造山帯にほぼ対応している。

ひっかけポイント
「地震はどこでも一様に起こる」とする選択肢は誤り。震源の帯状の密集はプレート境界の存在を示す最大の手がかりである。

選択肢の確認

①「アでは震源が帯状に密集して分布しており、プレートどうしが近づく狭まる境界に沿った範囲と考えられる」
正しい。
正解。アは震源が斜めの帯状に密集しており、地震がプレート境界、特に沈み込みを伴う狭まる境界に沿って集中する分布の典型である。

②「アには震源がほとんど分布しておらず、地震活動のない安定した地域と考えられる」
誤り。
誤答理由: アには多数の震源が密集して描かれており、地震活動のない安定地域という読みは図と正反対である。

③「イはアよりも震源の分布がはるかに密である」
誤り。
誤答理由: 震源の密度はアの方が明らかに高い。イはまばらな分布であり、密度の比較が逆である。

④「震源の分布はプレートの境界の位置とは無関係に決まる」
誤り。
誤答理由: 震源分布はプレート境界に沿って帯状に並ぶのが大原則であり、無関係という記述は地震の分布法則に反する。

覚えるポイント

  • 震源はプレート境界に沿って帯状に密集する
  • 狭まる境界(海溝など)は地震活動が特に活発
  • 世界の地震帯は変動帯(造山帯)に対応する

共通テスト攻略

  • 資料を先に観察:題名・年代・作成者・注記・凡例・単位を確認し、資料に直接示された事実と、知識から推測した内容を分ける。
  • 既習事項と接続:資料中の固有名詞・制度・数量の変化を手掛かりに、同時代の政治・社会・対外関係へ結び付ける。資料にないことを印象だけで補わない。
  • 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。

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