SG3-023|地理総合・地理探究 対策問題
地域調査における事前調査と現地調査の区別として最も適切なものはどれか。
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正解: 2
正解
統計資料や地形図の分析は事前調査、商店街での聞き取りや野外観察は現地調査にあたる
この問題のポイント
机上で行う事前調査と現地でしか得られない情報を集める現地調査の区別を、具体的な作業で判断できるかを問う。
解説
地域調査の方法は、大きく**事前調査(室内調査)と現地調査(野外調査・フィールドワーク)**に分けられる。
事前調査は、現地へ行く前に机上で行う調査で、
- 市町村史などの文献、新聞記事
- 国勢調査などの統計資料
- 地形図・主題図・空中写真の読み取りやGISでの分析
などにより地域の概要をつかみ、調査計画や質問項目を練る。
現地調査は実際に地域へ出かけて行う調査で、 - 景観や土地利用を自分の目で確かめる野外観察
- 商店主や農家、役場の担当者などへの聞き取り調査
- 住民へのアンケート調査
などにより、文献や統計には表れない生きた情報を集める。
両者は補い合う関係にあり、事前調査で立てた仮説を現地調査で確かめ、現地で生じた疑問を再び資料で調べるという往復が調査を深める。
ひっかけポイント
「どこで行うか」ではなく「何から情報を得るか」で判断する。統計収集は現地にいても事前調査的な作業であり、聞き取りは現地調査の代表である。
選択肢の確認
①「事前調査と現地調査は同じ作業を指す言葉であり、区別する意味はない」
❌ 誤り。
誤答理由: 事前調査と現地調査は情報源も役割も異なる別の段階であり、同一視するのは誤りである。
②「統計資料や地形図の分析は事前調査、商店街での聞き取りや野外観察は現地調査にあたる」
✅ 正しい。
正解。統計・地形図・文献の分析は机上で行う事前調査、聞き取りや野外観察は地域に出て行う現地調査であり、両者を往復して調査を深める。
③「図書館で文献を読むことは現地調査にあたる」
❌ 誤り。
誤答理由: 図書館での文献調査は典型的な事前調査(室内調査)であり、現地調査には含まれない。
④「現地での聞き取りは事前調査、インターネットでの統計収集は現地調査にあたる」
❌ 誤り。
誤答理由: 対応が逆である。聞き取りは現地調査の代表的手法で、統計収集は事前調査にあたる。
覚えるポイント
- 事前調査=文献・統計・地図・空中写真の分析
- 現地調査=野外観察・聞き取り・アンケート
- 両者を往復しながら仮説を検証する
共通テスト攻略
- 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
- 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。