SG3-024|地理総合・地理探究 対策問題
聞き取り調査を行う際の注意点として最も適切なものはどれか。
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正解: 1
正解
事前に相手の都合を確認して約束を取り、質問項目を準備し、記録や録音は相手の許可を得て行う
この問題のポイント
聞き取り調査のマナーと手順を問う。相手への配慮と許可、事前準備という調査倫理の基本で判断できる。
解説
聞き取り調査は、統計や文献に表れない経験や考えを直接聞ける貴重な方法だが、相手の時間と協力をいただく調査であるため、マナーと準備が欠かせない。
- 事前の依頼: 調査の目的を伝え、相手の都合を確認して訪問の約束(アポイントメント)を取る。忙しい時間帯の突然の訪問は避ける
- 質問の準備: 聞きたいことを整理した質問項目をあらかじめ用意する。事前調査で分かることは調べたうえで臨む
- 記録の許可: メモ・録音・写真撮影は必ず相手の許可を得て行う
- 調査後: お礼を伝え、聞き取った内容を発表に使う際は、個人情報の扱いに注意し、必要に応じて内容の確認をお願いする
聞き取りの最中は、相手の話をさえぎらず、あいづちを打ちながら話を引き出す姿勢が大切である。こうした調査倫理は、アンケート調査や写真撮影を伴う野外観察でも共通する。
ひっかけポイント
「無断録音」「アポなし訪問」「無断公表」はいずれも調査倫理に反する。正しい手順は依頼→準備→許可→お礼の流れで覚える。
選択肢の確認
①「事前に相手の都合を確認して約束を取り、質問項目を準備し、記録や録音は相手の許可を得て行う」
✅ 正しい。
正解。聞き取り調査では目的を伝えて事前に約束を取り、質問を準備し、メモ・録音・撮影は相手の許可を得るのが基本の作法である。
②「相手の営業時間中に予告なく訪問するほうが、自然な話を聞けるので望ましい」
❌ 誤り。
誤答理由: 営業時間中の予告なしの訪問は相手の迷惑となり協力も得にくい。事前の依頼と約束が礼儀であり調査の質も高める。
③「録音は相手に知らせず隠れて行うほうが正確な記録になる」
❌ 誤り。
誤答理由: 無断録音は相手との信頼関係を損なう調査倫理違反であり、録音は必ず許可を得て行う。
④「聞き取った内容は、相手の確認を取らずに氏名入りで自由に公表してよい」
❌ 誤り。
誤答理由: 氏名など個人情報を本人の確認なく公表することはプライバシーの侵害にあたり、同意と配慮が不可欠である。
覚えるポイント
- 目的を伝えて事前に約束を取る
- 質問項目を準備し、記録は許可を得て行う
- お礼と個人情報への配慮を忘れない
共通テスト攻略
- 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
- 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。