SG3-025|地理総合・地理探究 対策問題
2万5千分の1地形図の読み取りについての説明として最も適切なものはどれか。
解答・解説を見る
正解: 4
正解
主曲線は10メートルごとに引かれ、等高線の間隔が狭い所ほど傾斜が急である
この問題のポイント
2万5千分の1地形図の等高線の基本(主曲線の間隔・傾斜の読み方)と距離計算を問う。
解説
2万5千分の1地形図は国土地理院が発行する基本の地形図で、読図の要点は次のとおりである。
- 等高線: 同じ高さの地点を結んだ線。主曲線は10メートルごと、太い計曲線は50メートルごとに引かれる
- 傾斜: 等高線の間隔が狭いほど傾斜が急、広いほど緩やか
- 尾根と谷: 等高線が標高の低い方へ張り出す所が尾根、高い方へ入り込む所が谷である
- 距離: 実際の距離=地図上の長さ×縮尺の分母。地図上の1センチメートルは実際の250メートル、4センチメートルで1キロメートルにあたる
5万分の1地形図では主曲線が20メートルごと、計曲線が100メートルごとになる。
等高線からは、扇状地(同心円状で間隔がほぼ等しい)や河岸段丘(密な部分と疎な部分が交互)など地形の判読もでき、防災学習の基礎となる。
ひっかけポイント
2万5千分の1(主曲線10メートル)と5万分の1(同20メートル)の数値の入れ替えが最頻出。尾根と谷は等高線の張り出す向きで判断する。
選択肢の確認
①「主曲線は100メートルごとに引かれ、等高線の間隔が狭い所ほど傾斜が緩やかである」
❌ 誤り。
誤答理由: 主曲線100メートルという間隔はどの縮尺にも当てはまらず、間隔が狭いほど傾斜は急なので緩やかという記述も逆である。
②「地図上の1センチメートルは実際の2.5キロメートルにあたる」
❌ 誤り。
誤答理由: 2万5千分の1では地図上1センチメートルは実際の250メートルであり、2.5キロメートルは10万分の1の場合である。
③「等高線が高い方へ張り出している所は尾根である」
❌ 誤り。
誤答理由: 等高線が低い方へ張り出す所が尾根、高い方へ入り込む所が谷であり、向きの説明が逆である。
④「主曲線は10メートルごとに引かれ、等高線の間隔が狭い所ほど傾斜が急である」
✅ 正しい。
正解。2万5千分の1地形図の主曲線は10メートルごと、計曲線は50メートルごとで、等高線の間隔が狭いほど斜面の傾斜は急である。
覚えるポイント
- 主曲線10メートル・計曲線50メートル(2万5千分の1)
- 等高線の間隔が狭いほど急傾斜
- 地図上4センチメートル=実際の1キロメートル
共通テスト攻略
- 資料を先に観察:題名・年代・作成者・注記・凡例・単位を確認し、資料に直接示された事実と、知識から推測した内容を分ける。
- 既習事項と接続:資料中の固有名詞・制度・数量の変化を手掛かりに、同時代の政治・社会・対外関係へ結び付ける。資料にないことを印象だけで補わない。
- 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。