SG2-A05地理総合・地理探究 対策問題

地理総合A 地図や地理情報システムで捉える現代世界(1) 地図・GISと現代世界

2万5千分の1地形図についての説明として最も適切なものはどれか。

解答・解説を見る

正解: 2

正解

等高線の主曲線は10メートルごとに引かれ、地図上の1センチメートルは実際の250メートルにあたる

この問題のポイント

地形図の縮尺と等高線間隔の対応を問う。「2万5千分の1=主曲線10メートル」「距離は縮尺の分母を掛けて求める」という2つの基本で解ける。

解説

国土地理院発行の地形図は、縮尺によって等高線の間隔が決まっている。
2万5千分の1地形図では、基本となる主曲線が10メートルごと、5本ごとに太くなる計曲線が50メートルごとに引かれる。5万分の1地形図では主曲線20メートル・計曲線100メートルであり、「縮尺が半分になると間隔は2倍」と対応させて覚える。
実際の距離は、地図上の長さ×縮尺の分母で求める。2万5千分の1では、地図上の1センチメートルは 1×25000=25000センチメートル、すなわち250メートルにあたる。4センチメートルなら1キロメートルである。
なお縮尺の大小は分数としての値で判断する。2万5千分の1は5万分の1より分母が小さいので「縮尺が大きい」地図であり、同じ範囲をより詳しく表せる。大縮尺・小縮尺の言い方は日常の感覚と逆になりやすいため注意が必要である。

ひっかけポイント
主曲線10メートルと20メートルの取り違えのほか、「2万5千分の1の方が縮尺が小さい」という大小関係の誤りが定番。分母が小さいほど大縮尺、と機械的に判断する。

選択肢の確認

①「地形図の等高線は、土地の高さではなく人口の分布を表している」
誤り。
誤答理由: 等高線は同じ標高の地点を結んだ線であり、土地の高さ・起伏を表す。人口分布とは無関係である。

②「等高線の主曲線は10メートルごとに引かれ、地図上の1センチメートルは実際の250メートルにあたる」
正しい。
正解。2万5千分の1地形図の主曲線は10メートル間隔で、図上1センチメートル×25000=250メートルという距離の換算も正しい。

③「等高線の主曲線は20メートルごとに引かれ、地図上の1センチメートルは実際の500メートルにあたる」
誤り。
誤答理由: 主曲線20メートル・1センチメートル=500メートルは5万分の1地形図の数値であり、縮尺を取り違えている。

④「2万5千分の1地形図は、5万分の1地形図よりも縮尺が小さい地図である」
誤り。
誤答理由: 縮尺の大小は分数の値で判断する。2万5千分の1は5万分の1より分母が小さいので縮尺の「大きい」地図である。

覚えるポイント

  • 2万5千分の1=主曲線10メートル・計曲線50メートル
  • 5万分の1=主曲線20メートル・計曲線100メートル
  • 実距離=図上の長さ×縮尺の分母。分母が小さいほど大縮尺

共通テスト攻略

  • 資料を先に観察:題名・年代・作成者・注記・凡例・単位を確認し、資料に直接示された事実と、知識から推測した内容を分ける。
  • 既習事項と接続:資料中の固有名詞・制度・数量の変化を手掛かりに、同時代の政治・社会・対外関係へ結び付ける。資料にないことを印象だけで補わない。
  • 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。

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