SG8-031地理総合・地理探究 対策問題

地理総合B 国際理解と国際協力(2) 地球的課題と国際協力

SDGs(持続可能な開発目標)の説明として最も適切なものはどれか。

解答・解説を見る

正解: 2

正解

2015年に国連で採択された2030年までの目標で、発展途上国だけでなく先進国を含むすべての国が取り組む

この問題のポイント

SDGsの基本的性格を問う。「すべての国が対象」という普遍性と、17分野にわたる包括性が判断の軸になる。

解説

SDGs(持続可能な開発目標)は、2015年の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に掲げられた、2030年までの国際目標である。
貧困・飢餓の撲滅、質の高い教育、ジェンダー平等、水と衛生、エネルギー、気候変動対策、海と陸の豊かさ、まちづくりなど
17の目標
と169のターゲットからなる。
最大の特徴は、発展途上国だけを対象としたそれまでの**MDGs(ミレニアム開発目標)**と異なり、先進国を含むすべての国が取り組む普遍的な目標であることと、「誰一人取り残さない」を理念に掲げることである。経済・社会・環境の3側面を統合的に扱う。
法的拘束力のある条約ではなく、各国の自主的な取り組みに委ねられるが、政府だけでなく企業・自治体・市民にも広がり、地域の課題解決とSDGsを結び付けた実践が各地で行われている。

ひっかけポイント
「途上国のみ対象」は前身のMDGsの性格。SDGsはすべての国が対象で、環境だけでなく貧困・教育など幅広い分野を含む。

選択肢の確認

①「法的拘束力のある条約で、達成できない国には罰則が科される」
誤り。
誤答理由: SDGsは法的拘束力のある条約ではなく、罰則もない。各国の自主的な取り組みに委ねられる。

②「2015年に国連で採択された2030年までの目標で、発展途上国だけでなく先進国を含むすべての国が取り組む」
正しい。
正解。SDGsは2015年の国連サミットで採択された2030年までの17目標で、先進国を含むすべての国が対象である。

③「発展途上国のみを対象とした経済援助の数値目標である」
誤り。
誤答理由: 途上国のみを対象としたのは前身のMDGs。SDGsは先進国も含む普遍的な目標である。

④「環境保護のみを目的とし、貧困や教育の目標は含まれていない」
誤り。
誤答理由: SDGsは貧困・飢餓・教育・ジェンダーなど17分野を含み、環境保護に限定されない。

覚えるポイント

  • SDGsは2015年国連採択、2030年までの17目標
  • 先進国を含むすべての国が対象、誰一人取り残さない
  • 法的拘束力はなく、経済・社会・環境を統合的に扱う

共通テスト攻略

  • 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
  • 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。

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