TK4-040|地理総合・地理探究 対策問題
フードマイレージと地産地消についての説明として最も適切なものはどれか。
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正解: 1
正解
フードマイレージは食料の輸送量に輸送距離を掛けた指標で、地元の農産物を地元で消費する地産地消はその削減につながる
この問題のポイント
フードマイレージの定義(重量×距離)と、地産地消の意味・意義を問う。
解説
フードマイレージは、食料の輸送量(トン)に輸送距離(キロメートル)を掛け合わせた指標で、食料輸送が環境に与える負荷の目安となる。輸送距離が長く量が多いほど値は大きく、輸送に伴う二酸化炭素排出も多いと考えられる。
食料の多くを遠い海外からの輸入に頼る日本は、フードマイレージが世界で最も大きい国の一つとされる。
これに対し地産地消は、地元で生産された農水産物を地元で消費する取り組みで、
- 輸送距離の短縮によるフードマイレージ・二酸化炭素の削減
- 新鮮な食材の供給と生産者の顔が見える安心感
- 地域農業の維持と地域経済の活性化
といった意義がある。直売所・学校給食への地元食材の導入・道の駅などが実践例である。旬の食材を選ぶことも、加温栽培のエネルギーを減らす環境配慮につながる。持続可能な食のあり方を考える基本概念である。
ひっかけポイント
フードマイレージは「重量×距離」の輸送指標であり、栄養価とは無関係。距離が長いほど排出は増えるという向きを逆にする選択肢に注意。
選択肢の確認
①「フードマイレージは食料の輸送量に輸送距離を掛けた指標で、地元の農産物を地元で消費する地産地消はその削減につながる」
✅ 正しい。
正解。フードマイレージは食料の輸送量に輸送距離を掛けた環境負荷の指標で、地元産を地元で消費する地産地消は輸送距離の短縮を通じてその削減につながる。
②「フードマイレージは食料に含まれる栄養価を測る指標である」
❌ 誤り。
誤答理由: フードマイレージは輸送に関する指標であり、食料の栄養価を測るものではない。
③「地産地消とは、外国産の食料を優先して購入する運動のことである」
❌ 誤り。
誤答理由: 地産地消は地元産の農水産物を地元で消費する取り組みで、外国産の優先購入とは正反対である。
④「食料の輸送距離が長いほど、輸送に伴う二酸化炭素の排出は少なくなる」
❌ 誤り。
誤答理由: 輸送距離が長いほど燃料消費と二酸化炭素排出は増えるのであり、少なくなるという記述は因果が逆である。
覚えるポイント
- フードマイレージ=輸送量×輸送距離
- 輸入依存の日本は値が大きい
- 地産地消は輸送負荷削減と地域農業振興につながる
共通テスト攻略
- 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
- 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。