TK7-055|地理総合・地理探究 対策問題
トルコについて述べた文として最も適切なものはどれか。
解答・解説を見る
正解: 4
正解
アジアとヨーロッパにまたがる位置にあり、ボスポラス海峡に面するイスタンブールが最大都市で、EUへの加盟を申請してきた
この問題のポイント
トルコの位置(アジアとヨーロッパの結節点)と、イスタンブール・アンカラの役割の区別、EUとの関係を問う。
解説
トルコは、国土の大部分がアナトリア高原のあるアジア側に、一部がヨーロッパ側に位置し、両者をボスポラス海峡・ダーダネルス海峡が分けている。この海峡は黒海と地中海を結ぶ国際海運の要衝である。
海峡に面するイスタンブールは人口1500万を超える最大都市で、古くから東西交易の十字路として栄えた。首都は内陸のアンカラであり、「最大都市と首都が異なる」代表例として頻出である。
国民の大多数はイスラームを信仰するが、憲法で政教分離を掲げてきた。経済面では自動車・繊維・家電などの工業が発達した西アジア有数の工業国で、EUとは関税同盟を結び、加盟候補国として交渉してきたが、加盟は実現していない。国内東部から周辺国にかけては、国家をもたない民族クルド人が多く居住する。
ひっかけポイント
最大都市はイスタンブール、首都はアンカラという役割の入れ替えが定番。EUは「加盟候補」であって加盟国ではない点も問われる。
選択肢の確認
①「トルコの最大都市は内陸の首都アンカラである」
❌ 誤り。
誤答理由: アンカラは首都だが最大都市ではない。人口最大の都市は海峡に面するイスタンブールである。
②「トルコはアフリカ大陸に位置する国である」
❌ 誤り。
誤答理由: トルコはアジア(アナトリア半島)とヨーロッパ(バルカン半島の一部)にまたがる国で、アフリカには位置しない。
③「トルコはすでにEUに加盟している」
❌ 誤り。
誤答理由: トルコはEUの加盟候補国であり関税同盟は結んでいるが、加盟は実現していない。
④「アジアとヨーロッパにまたがる位置にあり、ボスポラス海峡に面するイスタンブールが最大都市で、EUへの加盟を申請してきた」
✅ 正しい。
正解。トルコはアジアとヨーロッパにまたがり、ボスポラス海峡に面するイスタンブールが最大都市で、EU加盟候補国である。
覚えるポイント
- ボスポラス海峡がアジアとヨーロッパを分ける
- 最大都市イスタンブール、首都はアンカラ
- EU加盟候補国だが未加盟、工業が発達
共通テスト攻略
- 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
- 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。