TK8-049地理総合・地理探究 対策問題

地理探究B 現代世界の地誌的考察(2) 現代世界の諸地域

ニュージーランドについての説明として最も適切なものはどれか。

解答・解説を見る

正解: 4

正解

偏西風の影響を受ける西岸海洋性気候の国で、牧羊や酪農が盛んであり、先住民マオリの文化が尊重されている

この問題のポイント

ニュージーランドの気候・産業・民族を問う。Cfb+牧畜+マオリという組み合わせと、オーストラリアとの違いが判断軸。

解説

ニュージーランドは南緯30〜50度帯に位置し、年間を通じて偏西風の影響を受ける西岸海洋性気候(Cfb)の国である。気温の年較差が小さく降水が安定し、牧草の生育に理想的なため、牧羊と酪農が国の基幹産業となってきた。人口(約500万)より羊の数がはるかに多いことで知られ、乳製品・肉類・羊毛が主要輸出品で、輸出先は中国・オーストラリアなどが中心である。
地形の面では、環太平洋造山帯に位置するため
地震や火山が多く
、南島には氷河やフィヨルドもみられる。安定陸塊で地震の少ないオーストラリアとの対比が頻出である。
先住民はマオリで、人口の約2割弱を占める。マオリ語は公用語の一つとされ、伝統文化の尊重が国の政策となっている。オーストラリアの先住民アボリジニとの取り違えが定番の引っかけである。

ひっかけポイント
先住民はマオリで、アボリジニはオーストラリア。地震・火山が「ない」のはオーストラリア側の特徴で、ニュージーランドは造山帯の国。

選択肢の確認

①「国土の大部分が砂漠に覆われた乾燥の国である」
誤り。
誤答理由: ニュージーランドは年中湿潤な温帯の国で、砂漠が広がる乾燥の国という説明は誤りである。

②「ニュージーランドには火山や地震は存在しない」
誤り。
誤答理由: ニュージーランドは環太平洋造山帯に位置し、地震・火山が多い。存在しないという説明は誤り。

③「先住民はアボリジニと呼ばれ、人口の大部分を占めている」
誤り。
誤答理由: アボリジニはオーストラリアの先住民。ニュージーランドの先住民はマオリで、人口の大部分でもない。

④「偏西風の影響を受ける西岸海洋性気候の国で、牧羊や酪農が盛んであり、先住民マオリの文化が尊重されている」
正しい。
正解。ニュージーランドは偏西風下の西岸海洋性気候(Cfb)で牧羊・酪農が盛んであり、先住民マオリの文化が尊重されている。

覚えるポイント

  • 全土がCfbで牧羊・酪農が基幹産業
  • 環太平洋造山帯で地震・火山が多い(豪州と対照)
  • 先住民マオリ、マオリ語は公用語の一つ

共通テスト攻略

  • 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
  • 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。

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