JT2-C32|歴史総合・日本史探究 対策問題
1789年の尊号一件について述べた記述として最も適切なものはどれか。
解答・解説を見る
正解: 4
正解
光格天皇が実父への太上天皇号を望んだが、松平定信が拒否した
背景・因果
尊号一件では、光格天皇が実父閑院宮典仁親王へ太上天皇の尊号を贈ろうとしたが、松平定信が先例にないとして拒否した。朝廷と幕府の緊張を示す事件である。
覚えるポイント
光格天皇は朝廷儀式の再興に努めた天皇で、幕末の朝廷権威浮上の遠因とされる。「朝幕関係の変化」の起点として問われる。
選択肢別の検討
① ❌ 誤答「将軍が天皇号を要求した事件である」
将軍が自ら天皇号を要求した事件ではない。天皇が皇位に就かなかった実父への尊号を求めた問題である。
② ❌ 誤答「天皇が幕府に譲位を強制された事件である」
光格天皇に譲位を強制した事件ではなく、実父の称号をめぐる朝廷と幕府の対立である。天皇はその後も在位した。
③ ❌ 誤答「外国使節が天皇との謁見を求めた事件である」
外国使節の謁見問題ではなく、1789年に起きた皇族の太上天皇号をめぐる国内政治事件である。
④ ✅ 正解「光格天皇が実父への太上天皇号を望んだが、松平定信が拒否した」
尊号一件では光格天皇が実父の閑院宮典仁親王へ太上天皇号を贈ろうとしたが、老中松平定信が先例を理由に拒否した。幕府と朝廷の緊張を示す。
共通テスト攻略
- 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
- 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。