JT2-D18|歴史総合・日本史探究 対策問題
公職追放について述べた記述として最も適切なものはどれか。
解答・解説を見る
正解: 3
正解
戦争協力者らが公職から排除され、政界・財界の指導層が交代した
背景・因果
1946年からの公職追放で、戦争協力者・職業軍人ら約21万人が公職から排除され、指導層の世代交代が起こった。冷戦激化後には追放解除が進み、多くが政界復帰した(鳩山一郎ら)。
覚えるポイント
「逆コース」(占領政策の転換)とセットで、追放→解除の流れごと問われる。レッドパージ(1950年・共産主義者排除)との方向の違いに注意。
選択肢別の検討
① ❌ 誤答「追放は軍人だけを対象とした」
対象は軍人だけでなく、政治家・官僚・経済人・言論人など広範だった。戦争遂行体制を支えた社会各分野が対象となった。
② ❌ 誤答「追放された人物は二度と復帰しなかった」
逆コースの中で追放解除が進み、鳩山一郎ら政界へ復帰した人物も多い。二度と復帰できなかったという説明は誤りである。
③ ✅ 正解「戦争協力者らが公職から排除され、政界・財界の指導層が交代した」
公職追放では軍国主義者・戦争協力者とみなされた政治家、官僚、軍人、財界人らが公職から排除され、指導層の交代が進んだ。
④ ❌ 誤答「戦後の新しい公務員採用試験のことである」
新規採用の資格試験ではなく、過去の戦争責任や軍国主義への関与を基準に現職・候補者を排除する占領政策だった。
共通テスト攻略
- 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
- 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。