JT2-D17|歴史総合・日本史探究 対策問題
1945年10月にGHQが口頭で示した五大改革指令に含まれるものはどれか。
解答・解説を見る
正解: 4
正解
婦人の解放と労働組合の結成奨励
背景・因果
五大改革指令は、婦人解放・労働組合の結成奨励・教育の自由主義化・圧政的諸制度の廃止・経済機構の民主化の5項目。女性参政権・労働三法・農地改革などがこれを受けて実現した。
覚えるポイント
個々の改革(参政権・労働法・農地改革)を五大指令に紐づけて整理すると、占領改革全体が一枚図になる。
選択肢別の検討
① ❌ 誤答「軍備の増強」
占領政策は日本の非軍事化を目標とし、軍備増強を改革項目に含めなかった。再軍備への転換は冷戦激化後である。
② ❌ 誤答「地租改正の実施」
地租改正は1873年に明治政府が実施した近代的土地税制改革である。1945年の五大改革指令とは時代が異なる。
③ ❌ 誤答「参勤交代の復活」
参勤交代は江戸幕府の大名統制制度で、明治維新で廃止済みだった。民主化を進める占領改革で復活させていない。
④ ✅ 正解「婦人の解放と労働組合の結成奨励」
五大改革指令には婦人の解放、労働組合結成の奨励、教育の自由主義化、秘密警察廃止、経済機構の民主化が含まれた。占領初期の民主化方針である。
共通テスト攻略
- 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
- 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。