JT3-D29|歴史総合・日本史探究 対策問題
GHQが1945年に幣原喜重郎首相に口頭で示した五大改革指令に含まれないものはどれか。
解答・解説を見る
正解: 4
正解
財閥の育成
背景・因果
マッカーサーは1945年10月、幣原首相に五大改革(婦人の解放・労働組合の結成奨励・教育の自由主義化・圧政的諸制度の撤廃・経済機構の民主化)を口頭で指令した。「経済機構の民主化」は財閥の解体を意味し、育成はその正反対で誤り。
覚えるポイント
五大改革の5項目は選択肢の入れ替えで問われる頻出事項。それぞれが「女性参政権」「労働三法」「教育基本法」「治安維持法廃止」「財閥解体・農地改革」に対応する構造で覚えると強い。
選択肢別の検討
① ❌ 誤答「婦人(女性)の解放」
婦人の解放は五大改革指令の一項目で、女性参政権の実現などへつながった。1946年総選挙では女性が初めて投票した。
② ❌ 誤答「労働組合の結成奨励」
労働組合の結成奨励は五大改革指令に含まれ、労働組合法など労働三法の制定を促した。労働者の団結権・団体交渉権が保障された。
③ ❌ 誤答「教育の自由主義化」
教育の自由主義化は五大改革指令の一項目で、教育基本法や六・三制など戦後教育改革へつながった。軍国主義的教育からの転換を目指した。
④ ✅ 正解「財閥の育成」
五大改革指令が求めたのは経済機構の民主化であり、財閥の育成ではなく解体へつながった。したがって財閥育成は五項目に含まれない。
共通テスト攻略
- 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
- 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。