JT2-D19歴史総合・日本史探究 対策問題

日本史探究D 近現代の地域・日本と世界(3) 近現代の地域・日本と世界の画期と構造

1947年の二・一ゼネストについて述べた記述として最も適切なものはどれか。

解答・解説を見る

正解: 2

正解

計画された大規模ストがGHQの命令で中止され、占領下の労働運動の限界を示した

背景・因果

官公庁労働者を中心に計画された二・一ゼネストは、決行前日にGHQの命令で中止された。労働改革を進めたGHQ自身が運動を抑えた事件で、占領政策の転換(逆コース)の予兆とされる。

覚えるポイント

「労働組合を育てたGHQが、ゼネストは止めた」という一見矛盾する対応の理由(冷戦・占領統治の安定)を考えさせる問題が出る。

選択肢別の検討

① ❌ 誤答「ストライキを奨励するGHQの指令である」
GHQは占領初期に労組結成を奨励したが、この大規模政治ストは中止させた。スト実施を勧める指令ではない。

② ✅ 正解「計画された大規模ストがGHQの命令で中止され、占領下の労働運動の限界を示した」
二・一ゼネストは官公庁労働者を中心に計画されたが、直前にマッカーサーの命令で中止された。民主化を掲げる占領下でも労働運動に限界があることを示した。

③ ❌ 誤答「予定どおり決行され政権が交代した」
ゼネストは2月1日の決行直前に中止され、政権交代を実現していない。計画規模の大きさと未決行が識別点である。

④ ❌ 誤答「軍隊によって武力鎮圧された」
日本軍による武力鎮圧ではなく、GHQ最高司令官の指令によって労組指導部が中止した。占領軍命令の政治的制約だった。

共通テスト攻略

  • 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
  • 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。

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