RS2-041歴史総合・日本史探究 対策問題

歴史総合D グローバル化と私たち

1947年にアメリカが発表したトルーマン・ドクトリンの内容として最も適切なものはどれか。

解答・解説を見る

正解: 4

正解

共産主義の拡大を封じ込める方針を宣言し、冷戦の始まりを画した

背景・因果

トルーマン・ドクトリンはギリシア・トルコへの援助を通じて共産主義の拡大を封じ込める方針を宣言し、マーシャル・プランとともに冷戦の幕開けとなった。

覚えるポイント

「封じ込め政策」という用語と、経済援助(マーシャル・プラン)・軍事同盟(NATO)への展開をセットで覚える。

選択肢別の検討

① ❌ 誤答「ソ連との軍事同盟の締結を宣言した」
アメリカはソ連を封じ込める西側陣営を形成し、ソ連との軍事同盟を宣言していない。両国は資本主義と社会主義の対立の中心だった。

② ❌ 誤答「アジアからの全面撤退を宣言した」
アメリカは日本占領、朝鮮戦争、東南アジア政策などアジアへの関与を強めた。トルーマン・ドクトリンは全面撤退ではなく世界的封じ込めの出発点である。

③ ❌ 誤答「国際連盟の再建を提唱した」
国際連盟は第二次世界大戦後の1946年に解散し、その機能は1945年発足の国際連合へ移った。ドクトリンは連盟再建ではなく対ソ政策を扱う。

④ ✅ 正解「共産主義の拡大を封じ込める方針を宣言し、冷戦の始まりを画した」
トルーマンは1947年、ギリシア・トルコ支援を表明して共産主義勢力の拡大を封じ込める方針を示した。マーシャル・プランやNATOへ続く米ソ冷戦の基本政策である。

共通テスト攻略

  • 資料を先に観察:題名・年代・作成者・注記・凡例・単位を確認し、資料に直接示された事実と、知識から推測した内容を分ける。
  • 既習事項と接続:資料中の固有名詞・制度・数量の変化を手掛かりに、同時代の政治・社会・対外関係へ結び付ける。資料にないことを印象だけで補わない。
  • 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。

関連問題

RS2-040RS2-042