RS-B3-01|歴史総合・日本史探究 対策問題
明治政府が徴兵令・学制・地租改正を相次いで実施したことに共通する目的として、最も適切なものはどれか。
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正解: 1
正解
国家が全国民を直接把握し、兵力・人材・財源を安定的に確保すること
背景・因果
三大改革はいずれも中央集権的な国民国家の基盤づくりである。徴兵令は国民皆兵、学制は国民教育、地租改正は金納による安定財源をねらった。負担増から血税一揆・地租改正反対一揆も起こった。
覚えるポイント
核となる対応:「国家が全国民を直接把握し、兵力・人材・財源を安定的に確保すること」。徴兵令は全国的な兵力、学制は近代国家を担う人材、地租改正は金納による安定財源を確保した。いずれも中央政府が国民と土地を直接把握する国民国家形成の政策である。
混同防止「幕藩体制の身分制と領地支配をそのまま維持すること」:明治政府は廃藩置県や四民平等を進め、幕藩体制の領地支配と身分制を解体した。三改革の共通目的は旧体制の維持ではない。
選択肢別の検討
① ✅ 正解「国家が全国民を直接把握し、兵力・人材・財源を安定的に確保すること」
徴兵令は全国的な兵力、学制は近代国家を担う人材、地租改正は金納による安定財源を確保した。いずれも中央政府が国民と土地を直接把握する国民国家形成の政策である。
② ❌ 誤答「外国人に日本国内の土地所有を認めること」
外国人の土地所有を認めることは、徴兵令・学制・地租改正に共通する目的ではない。三改革はいずれも国内の兵力・教育・財政基盤の整備を狙った。
③ ❌ 誤答「農民の年貢負担を完全になくすこと」
地租改正は農民負担を廃止せず、地価を基準とする金納の地租を土地所有者に課した。負担への不満から地租改正反対一揆も起こった。
④ ❌ 誤答「幕藩体制の身分制と領地支配をそのまま維持すること」
明治政府は廃藩置県や四民平等を進め、幕藩体制の領地支配と身分制を解体した。三改革の共通目的は旧体制の維持ではない。
共通テスト攻略
- 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
- 因果の向きを確認:時期が近いだけで結び付けず、「原因→政策・行動→結果」の順に置き、主体と目的がつながるかを確かめる。
- 比較軸をそろえる:二つの時代・地域を、政治の担い手、土地・税制、対外関係、社会への影響など同じ軸で比べ、共通点と相違点を混同しない。
- 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。