JT3-D08|歴史総合・日本史探究 対策問題
1873年の徴兵令について述べた文として正しいものはどれか。
解答・解説を見る
正解: 3
正解
満20歳以上の男子に兵役を課したが、当初は広範な免役規定があった
背景・因果
1873年の徴兵令は、身分に関係なく満20歳以上の男子に3年の兵役を課す国民皆兵を原則としたが、当初は戸主・官吏・学生や代人料270円を納めた者などに広い免役規定があり、実際に入営したのは農家の二男・三男らが中心だった。各地で徴兵反対の血税一揆も起こった。
覚えるポイント
「国民皆兵の建前と免役規定の実態のずれ」が共通テストの定番論点。徴兵告諭の「血税」という表現が誤解を生んだ話も資料問題で出る。
選択肢別の検討
① ❌ 誤答「女子にも兵役を義務づけた」
兵役義務を課されたのは男子で、女子は徴兵対象ではなかった。
② ❌ 誤答「兵役はすべて志願制とされた」
志願者だけでなく法定年齢男子へ義務を課す徴兵制だった。職業軍人・武士だけに依存する制度から転換した。
③ ✅ 正解「満20歳以上の男子に兵役を課したが、当初は広範な免役規定があった」
徴兵令は満20歳以上の男子に兵役義務を課して国民皆兵を目指したが、戸主・嗣子・学生・代人料納入者など当初は広い免役規定があった。
④ ❌ 誤答「武士だけを対象に兵役を課した」
武士だけでなく平民男子も対象とし、士族の軍事特権を解体した。血税一揆など農民の反対も起こった。
共通テスト攻略
- 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
- 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。