KO8-026|公共・政治経済 対策問題
メディアリテラシーの説明として最も適切なものはどれか。
解答・解説を見る
正解: 2
正解
メディアの情報を批判的に読み解き、活用・発信する能力のことである
この問題のポイント
メディアリテラシーの定義を問う。受け取る力(批判的読解)と使いこなす力(活用・発信)の両面を含む点が核心。
解説
メディアリテラシーとは、新聞・テレビ・インターネットなどのメディアが伝える情報を主体的・批判的に読み解き、メディアを活用して自ら発信する能力をいう。
メディアの情報は、事実そのものではなく、送り手による取捨選択や編集を経て構成されたものである。同じ出来事でも、どの事実を取り上げ、どんな見出しを付けるかによって、受け手の印象は大きく変わる。だからこそ、発信者は誰か、根拠は示されているか、他の伝え方はないか、と問い直す姿勢が必要になる。
特にSNSの時代には、誰もが発信者となり、誤情報やフェイクニュースが瞬時に拡散する。受け手として複数の情報源を照らし合わせるだけでなく、発信者としての責任(不確かな情報を拡散しない、他者の権利を侵害しない)も、メディアリテラシーの重要な要素である。
ひっかけポイント
「一つの信頼できるメディアだけを見る」は批判的比較を放棄する態度で、リテラシーとは逆。読み解く力に加えて発信する力まで含む定義である点に注意。
選択肢の確認
①「インターネットの利用を避け、新聞とテレビのみを使う態度のことである」
❌ 誤り。
特定の媒体を避けることではなく、どの媒体の情報も批判的に読み解いて活用することが本質である。
②「メディアの情報を批判的に読み解き、活用・発信する能力のことである」
✅ 正しい。
正解。メディアリテラシーは、メディアの情報を主体的・批判的に読み解く力と、メディアを活用して発信する力の両面を含む能力である。
③「できるだけ多くの情報を速く暗記する能力のことである」
❌ 誤り。
情報の量や暗記の速さではなく、情報の質を見極め使いこなす能力を指す。
④「信頼できる特定の一つのメディアだけを選び、他を遮断する態度のことである」
❌ 誤り。
特定の一つのメディアだけに頼る態度は複数情報源の比較という基本と正反対であり、リテラシーの高い態度ではない。
覚えるポイント
- 批判的に読み解く力+活用・発信する力の両面
- メディアの情報は送り手の編集を経た構成物
- SNS時代は発信者としての責任も含まれる
共通テスト攻略
- 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
- 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。