BK-X4-CONSERVATION-03|生物基礎 対策問題
ある地域の希少植物Pの種子を保存し、将来その地域へ戻す計画がある。種内の多様性をできるだけ保つ採取方法として最も適切なものはどれか。
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正解: 3
解き方
何個体分の遺伝的な違いを保存できるか、野外集団への影響を抑えているか、記録と品質管理があるかを見る。
正解の根拠
「地域内の離れた場所にある多数の個体から、元の集団を減らしすぎない範囲で種子を集める」
多くの個体と場所を代表するように集めると、特定の系統だけに偏るのを抑えられる。採取量への配慮も野外集団を守る。
誤答の理由
- 「最も大きな1個体からだけすべての種子を集める」:1個体だけに由来する種子は、地域全体の遺伝的多様性を代表しにくく、母株への影響も大きい。
- 「種子の由来を記録せず、保存中の発芽率も確認しない」:採取地・個体の記録と発芽率の確認は、将来の再導入と保存品質の管理に必要である。
- 「生息地の保護をやめ、保存庫の種子だけに保全を任せる」:種子保存は生息域外保全の一つだが、生息地内の生物間相互作用や環境まで保つには生息地の保護も必要である。
覚えるポイント
種の保全は、生息地で守る生息域内保全と、種子や個体を別の場所で保存する生息域外保全を組み合わせる。
共通テストでの解き方
遺伝的多様性を保つ方法は、種子の合計数よりも、何個体・何地点を代表しているかを重視する。