BK-X4-CONSERVATION-04|生物基礎 対策問題
湖に窒素やリンを含む排水が流入した後、植物プランクトンが急増し、その後に溶存酸素が低下して魚が減少した。溶存酸素低下までの流れとして最も適切なものはどれか。
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正解: 2
解き方
資料に現れる順序を「栄養塩」「生産者」「有機物の分解」「酸素」の四段階で結ぶ。
正解の根拠
「栄養塩増加→植物プランクトン増加→死骸などの分解による酸素消費増加→溶存酸素低下」
栄養塩で有機物の生産が増え、生物の呼吸と死骸を分解する分解者の呼吸で酸素消費が増えると、低酸素化が起こり得る。
誤答の理由
- 「栄養塩増加→水分子がすべて分解→植物プランクトン消失」:栄養塩が水分子をすべて分解するのではなく、実際に植物プランクトンは増えている。
- 「植物プランクトン増加→夜間も光合成だけが進行→溶存酸素の無限増加」:夜間は光がないため光合成による酸素供給が進まず、呼吸による酸素消費は続く。酸素の無限増加とはならない。
- 「栄養塩増加→すべての魚のDNAが直接同じように破壊→溶存酸素低下」:栄養塩が全魚のDNAを同じように直接破壊するという資料はなく、溶存酸素低下の因果経路も説明できない。
覚えるポイント
富栄養化では栄養塩流入が生産と分解を変え、呼吸による酸素消費が増えることで水中の生物へ影響する。
共通テストでの解き方
生態系の因果関係は、中間段階を飛ばさず矢印を書く。特に「増えた有機物を誰が分解するか」を確認する。