BI-INTEGRATED-04|生物 対策問題
植物の乾燥重量を、現在CO₂・高CO₂と、低窒素・高窒素を組み合わせて測定した。現在CO₂では100・150 g、高CO₂では105・210 gだった。最も適切な解釈はどれか。
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正解: 1
解き方
問題文の数値・実験操作・比較対象を整理し、CO₂の効果を窒素水準内で差し引き、低Nでは105−100=+5 g、高Nでは210−150=+60 gとなる効果量の違いを読むという手順で判定する。
正解の根拠
「高CO₂による成長促進は低窒素で小さく、窒素不足が応答を制限した可能性がある」
高CO₂による増加は低Nで5 gにとどまるが高Nで60 gあるため、低Nでは窒素不足が高CO₂への成長応答を制限した可能性がある。
誤答の理由
- 「高CO₂の効果は低窒素で+5 g、高窒素で+60 gだが、二要因は加算的で独立である」:単純に独立加算的ならCO₂の効果はN水準が変わっても同程度になるはずだが、+5 gと+60 gで大きく異なるため、二要因の交互作用が示唆される。
- 「低窒素では高CO₂によって乾燥重量が増えたため、窒素不足ほどCO₂効果が大きい」:低NでのCO₂効果+5 gは高Nでの+60 gより小さいので、『窒素不足ほどCO₂効果が大きい』という主張は数値関係が逆である。
- 「現在CO₂でも窒素による差があるが、植物の成長は無機栄養条件の影響を受けない」:現在CO₂でも低N100 gに対し高N150 gと50 gの差があり、無機栄養条件が成長へ影響しないという説明は測定値と矛盾する。
覚えるポイント
必ず覚える:CO₂の効果を窒素水準内で差し引き、低Nでは105−100=+5 g、高Nでは210−150=+60 gとなる効果量の違いを読む。用語だけでなく因果関係まで説明できるようにする。
共通テストでの解き方
共通テストの注意:二要因実験は一要因の効果を他要因の各水準で差し引く。効果量が変われば交互作用を示唆するが、平均値だけなら統計的有意差までは断定しない。