BI-COMMUNITY-04生物 対策問題

生物. 生態と環境生物群集

植物の乾燥重量を、菌根菌なし・ありで比較した。低リン条件では20 g・55 g、高リン条件では60 g・62 gだった。各条件を反復した結果から最も適切にいえることはどれか。

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正解: 3

解き方

問題文の数値・実験操作・比較対象を整理し、菌根菌による植物乾燥重量の増加量を、低リン55−20=35 gと高リン62−60=2 gで比較するという手順で判定する。

正解の根拠

「菌根菌の効果はリン条件に依存し、低リン条件で大きかった」

菌根菌の有無による増加は低リンで35 g、高リンで2 gなので、植物に対する菌根菌の効果はリン条件に依存し、低リンで大きい。

誤答の理由

  • 「菌根菌ありの値は両条件で高いため、増加量35 gと2 gの差は環境へ依存しない」:両条件で菌ありの平均値が高くても、効果量は35 gと2 gで大きく異なる。この差は環境に依存しないのではなく、依存することを示す。
  • 「高リン・菌なしの60 gが最大に近いので、菌根菌は低リン条件で植物の成長を抑えた」:低リンでは菌なし20 gに対して菌あり55 gへ増えているので、菌根菌は植物の成長を抑えたのではなく促進したと読める。
  • 「菌根菌自体の乾燥重量を測っていないため、植物が受けた利益は比較できない」:植物の利益は植物乾燥重量の20→55 g、60→62 gという変化で比較できる。菌根菌側の利益や相利共生かどうかの確定には菌側の適応度指標も必要だが、それは選択肢の主張とは別である。

覚えるポイント

必ず覚える:菌根菌による植物乾燥重量の増加量を、低リン55−20=35 gと高リン62−60=2 gで比較する。用語だけでなく因果関係まで説明できるようにする。

共通テストでの解き方

共通テストの注意:二要因実験では『菌ありの値』だけでなく各リン条件内のあり−なしを求め、その効果量が条件間で変わるかを見る。誤差情報がなければ有意差までは断定しない。

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