BI-COMMUNITY-03|生物 対策問題
海岸でフジツボ種Aは通常上部だけにいたが、下部の競争相手Bを除去すると下部でも生存・繁殖した。一方BはAを除去しても下部から上部へ広がらなかった。最も適切な説明はどれか。
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正解: 4
解き方
問題文の数値・実験操作・比較対象を整理し、競争相手Bを除いたときAが下部でも生存・繁殖した結果から、競争なしで利用できる基本ニッチと自然下の実現ニッチを区別するという手順で判定する。
正解の根拠
「Aの実現ニッチはBとの競争により基本ニッチより狭められていた」
AはBがいなければ下部でも生存・繁殖できるため下部は基本ニッチに含まれるが、自然下ではBとの競争により実現ニッチが上部へ狭められていた。
誤答の理由
- 「Bを除くとAが下部で生存したため、下部はAの基本ニッチには含まれない」:B除去後にAが下部で生存・繁殖できたことこそ、下部がAの基本ニッチに含まれる証拠であり、『含まれない』という結論は逆である。
- 「Aを除いてもBが上部へ広がらないため、Bの上限はAとの競争によって決まる」:Aを除いてもBが上部へ広がらなかったので、Bの上限をAとの競争だけで説明できない。乾燥などの非生物要因が上部でBを制限する可能性がある。
- 「Bの除去でAの分布が変わっても、種間競争は実現ニッチへ影響しない」:Bの除去という競争緩和でAの分布が上部だけから下部へ拡大したため、種間競争がAの実現ニッチへ影響したことを示す。
覚えるポイント
必ず覚える:競争相手Bを除いたときAが下部でも生存・繁殖した結果から、競争なしで利用できる基本ニッチと自然下の実現ニッチを区別する。用語だけでなく因果関係まで説明できるようにする。
共通テストでの解き方
共通テストの注意:基本ニッチは競争相手などを除いた潜在的利用範囲、実現ニッチは自然条件で実際に占める範囲。除去後に拡大した場所は基本ニッチ内。