BI-X4-COMMUNITY-01|生物 対策問題
フジツボ種Aは自然条件では潮間帯の上部にだけ多かった。下部の競争種Bを除去するとAは下部でも生存・繁殖したが、Bを残した対照区ではほとんど定着できなかった。最も適切な説明はどれか。
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正解: 1
解き方
A単独では下部で生育できた事実と、Bがいると定着できない事実を比べ、非生物的限界と種間関係を切り分ける。
正解の根拠
「Aの下部への分布はBとの競争で制限されていた」
Bの除去だけでAの分布が下部へ広がったため、Bとの種間競争が自然下の分布を狭めていたと推定できる。
誤答の理由
- 「Aは生理的に下部で生存できない」:Bを除けばAは下部で生存・繁殖できたため、生理的に不可能という説明は誤りである。
- 「Bを除くとAのDNAが別種のものに変化した」:除去実験は種間関係を変えたもので、AのDNAを別種の配列へ変化させる操作ではない。
- 「AとBはお互いの成長を必ず促進する」:BがいるとAの定着が抑えられたため、互いを促進する関係ではない。
覚えるポイント
基本ニッチは他種の影響がないとき利用できる範囲、実現ニッチは競争や捕食を受けた自然下の利用範囲である。
共通テストでの解き方
除去実験で分布が広がれば、除いた種が生物的制限要因だったと考える。除去区と対照区の差を一条件に絞る。