BI-BEHAVIOR-02|生物 対策問題
等面積の明・暗、乾燥・湿潤を組み合わせた4区画へワラジムシ40匹を入れた。30分後の個体数は、明乾2、明湿8、暗乾4、暗湿26であった。この結果から最も適切にいえることはどれか。
解答・解説を見る
正解: 2
解き方
明暗×乾湿の4区画を二要因表として比べ、観察値から直接いえる分布の偏りだけを選ぶ。
正解の根拠
「この条件では暗く湿った区画への偏りが最も強かった」
暗湿区は26匹で、明乾2・明湿8・暗乾4より明らかに多く、この条件では暗く湿った区画への偏りが最も強い。
誤答の理由
- 「湿度は分布に全く影響しなかった」:明条件でも乾燥2対湿潤8、暗条件でも乾燥4対湿潤26なので、湿度が分布に全く影響しないとはいえない。
- 「すべての個体が光源へ正の走性を示した」:正の走光性なら明るい側へ向かうはずだが、実際は暗区の合計30匹が明区10匹より多い。さらに個体数だけでは全個体の移動方向も断定できない。
- 「個体数の偏りは遺伝子変異だけで生じた」:30分後の環境選択による分布差であり、新しい遺伝子変異の発生や遺伝を示す測定はない。
覚えるポイント
区画の個体数だけでは、方向性のある走性か、速度・方向転換が変わる走動性かまでは区別できない。
共通テストでの解き方
一方の要因を揃えたペアで比較し、観察された相関と行動機構の断定を分ける。