BI-X4-REGULATION-01|生物 対策問題
細菌では、アミノ酸トリプトファンが多いと、その合成に必要な酵素遺伝子群の転写が減った。トリプトファンが調節タンパク質へ結合すると、そのタンパク質がDNAの調節領域へ結合できるようになるとする。最も適切な説明はどれか。
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正解: 4
解き方
トリプトファンの量、調節タンパク質のDNA結合、転写量の三つを、問題文に示された順に因果で結ぶ。
正解の根拠
「トリプトファンが多いと調節タンパク質がDNAへ結合し、酵素遺伝子群の転写を抑える」
トリプトファン結合で調節タンパク質がDNAへ結合でき、実際に転写が減るので、不要な合成を抑える仕組みと説明できる。
誤答の理由
- 「トリプトファンがDNAへ変化して全遺伝子を削除する」:トリプトファンはアミノ酸であり、DNAへ変化して全遺伝子を削除するものではない。
- 「トリプトファンが多いほど合成酵素遺伝子群の転写は必ず増える」:問題文ではトリプトファンが多いと転写が減っており、増えるという説明は変化の向きが逆である。
- 「調節タンパク質はDNAに結合しても転写へ影響しない」:調節タンパク質のDNA結合と転写低下が対応しているため、影響しないという説明は結果に反する。
覚えるポイント
最終産物が十分にあると、その合成経路の酵素遺伝子の転写を抑え、材料とエネルギーの無駄を減らす調節がある。
共通テストでの解き方
物質名の暗記より、①何が多いか、②調節タンパク質がどう変わるか、③転写が増減するかを矢印で追う。