BI-EXPRESSION-04生物 対策問題

生物. 遺伝情報の発現と発生遺伝情報とその発現

分泌タンパク質を放射性アミノ酸で短時間標識した後、標識なしで追跡した。標識は5分後に粗面小胞体、20分後にゴルジ体、60分後に分泌小胞と細胞外で多かった。最も適切な説明はどれか。

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正解: 4

解き方

問題文の数値・実験操作・比較対象を整理し、短時間だけ標識した同じタンパク質集団の標識位置を5分・20分・60分で並べ、分泌経路の向きを復元するという手順で判定する。

正解の根拠

「分泌タンパク質は粗面小胞体で合成され、ゴルジ体を経て細胞外へ運ばれる」

標識が5分後に粗面小胞体、20分後にゴルジ体、60分後に分泌小胞と細胞外へ移るので、粗面小胞体で合成されゴルジ体を経て分泌される経路に一致する。

誤答の理由

  • 「細胞外のタンパク質が分泌小胞、ゴルジ体、粗面小胞体の順に逆向きに取り込まれた」:標識は粗面小胞体から細胞外へ向かう時間順に移っており、細胞外から分泌小胞、ゴルジ体、粗面小胞体へ逆向きに取り込まれた結果ではない。
  • 「ゴルジ体がアミノ酸からタンパク質を合成し、粗面小胞体は完成品を一時保存した」:アミノ酸を連結してタンパク質を合成するのは粗面小胞体膜上のリボソームであり、ゴルジ体は主に修飾・選別・輸送を担う。
  • 「各時点の標識は互いに別の分子へ移り、同じ標識タンパク質群の輸送を示さない」:短時間のパルスで標識した後は非標識条件で追跡しているので、標識が別分子へ順々に移ったのではなく、同じ標識タンパク質集団の局在変化を追っている。

覚えるポイント

必ず覚える:短時間だけ標識した同じタンパク質集団の標識位置を5分・20分・60分で並べ、分泌経路の向きを復元する。用語だけでなく因果関係まで説明できるようにする。

共通テストでの解き方

共通テストの注意:パルスは分子集団に時刻印を付け、チェイスで移動先を追う。各小器官での標識の多い時刻を矢印で結ぶ。

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