SG-A3-03|地理総合・地理探究 対策問題
日付変更線についての説明として最も適切なものはどれか。
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正解: 2
正解
ほぼ経度180度の経線に沿って引かれており、西から東へ越えるときは日付を1日遅らせる
この問題のポイント
日付変更線の位置と越え方のルールを問う。「ほぼ180度の経線沿い」「東へ越えると1日戻す・西へ越えると1日進める」の2点で解ける。
解説
日付変更線は、ほぼ経度180度の経線に沿って太平洋上に引かれた、日付の区切りの線である。
時刻は東へ行くほど進むため、経度をたどって地球を一周すると24時間分のずれが生じてしまう。この矛盾を調整するのが日付変更線であり、西から東へ(日本からアメリカ方向へ)越えるときは日付を1日遅らせ、東から西へ(アメリカから日本方向へ)越えるときは日付を1日進める。日本からハワイへ飛行機で向かうと、出発した日と同じ日か前日に到着するように感じられるのはこのためである。
また日付変更線は経度180度と完全に一致する直線ではない。同じ国や地域の内部で日付が分かれないよう、陸地や島々を避けて屈曲している。ロシアの東端やキリバスなどの島国の周辺で大きく曲がっているのが地図上で確認できる。
180度経線がほぼ海上を通るのは、基準の本初子午線をロンドンに置いたことの裏返しであり、日付の境目を人の少ない太平洋上に置ける利点があった。
ひっかけポイント
「東へ越えると1日進める」という逆のルールが定番の誤り。時刻は東ほど進んでいるからこそ、線を東へまたぐ瞬間に日付を戻すと理解する。線が屈曲している点も正誤問題で問われる。
選択肢の確認
①「経度180度の経線と完全に一致する直線であり、陸地や国の領域を避けるための屈曲はない」
❌ 誤り。
誤答理由: 日付変更線は同じ国や地域で日付が分かれないよう島や陸地を避けて屈曲しており、経度180度と完全に一致する直線ではない。
②「ほぼ経度180度の経線に沿って引かれており、西から東へ越えるときは日付を1日遅らせる」
✅ 正しい。
正解。日付変更線はほぼ経度180度に沿って太平洋上に引かれ、西から東へ越えるときは日付を1日遅らせ、東から西へ越えるときは1日進める。
③「本初子午線に沿って引かれており、イギリスを通過している」
❌ 誤り。
誤答理由: 本初子午線(経度0度)はロンドンを通る経度の基準線であり、日付変更線はそのほぼ正反対の経度180度付近に引かれている。
④「西から東へ越えるときは、日付を1日進める」
❌ 誤り。
誤答理由: 東へ越えるときは日付を1日「遅らせる」のが正しく、進めるのは西へ越えるときである。ルールを逆にしている。
覚えるポイント
- 日付変更線はほぼ経度180度沿い、太平洋上を通る
- 東へ越える→1日遅らせる、西へ越える→1日進める
- 島や国を避けて屈曲しており、直線ではない
共通テスト攻略
- 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
- 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。