SG-A3-02|地理総合・地理探究 対策問題
日本とロンドンの時差についての説明として最も適切なものはどれか。なお、サマータイムは考えないものとする。
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正解: 3
正解
経度15度ごとに1時間の時差が生じるため、東経135度を標準時子午線とする日本とロンドンの時差は9時間で、日本の方が時刻が進んでいる
この問題のポイント
時差計算の基本を問う。「経度15度=1時間」の関係と、「東にある地点ほど時刻が進む」という原則の2点で解ける。
解説
地球は24時間で360度自転するため、経度15度ごとに1時間の時差が生じる(360÷24=15)。
各国は基準となる経線(標準時子午線)を定めて標準時を決めている。日本の標準時子午線は東経135度、ロンドンは本初子午線(経度0度)を基準とする世界標準時を用いる。両者の経度差は135度なので、時差は135÷15=9時間である。
次に、どちらが進んでいるかを考える。地球は西から東へ自転しているため、東にある地点ほど太陽が早くのぼり、時刻が進んでいる。日本はロンドンより東にあるので、日本の方が9時間進んでいる。ロンドンが午前0時のとき、日本は同じ日の午前9時である。
応用として、東経と西経の地点間では経度差を「東経+西経」で求める点、ヨーロッパなどで夏に時計を1時間進めるサマータイムを実施する国がある点も押さえておきたい。
ひっかけポイント
進んでいる側の取り違えが最頻出。「東ほど進む」と覚え、日本は世界の中でも時刻が早いグループに属することを確認する。15度=1時間の数値を変えた計算違いの選択肢にも注意。
選択肢の確認
①「経度10度ごとに1時間の時差が生じるため、日本とロンドンの時差は13時間30分である」
❌ 誤り。
誤答理由: 時差は経度15度ごとに1時間である(360度÷24時間)。10度で1時間という前提が誤っている。
②「時差は緯度の差によって生じるため、ほぼ同緯度にある日本とロンドンの間に時差はない」
❌ 誤り。
誤答理由: 時差は経度の差から生じるものであり、緯度とは関係がない。経度差135度の日本とロンドンには9時間の時差がある。
③「経度15度ごとに1時間の時差が生じるため、東経135度を標準時子午線とする日本とロンドンの時差は9時間で、日本の方が時刻が進んでいる」
✅ 正しい。
正解。経度差135度を15で割ると9時間の時差となり、地球は西から東へ自転するため東にある日本の方がロンドンより9時間進んでいる。
④「経度15度ごとに1時間の時差が生じるため、日本とロンドンの時差は9時間で、ロンドンの方が時刻が進んでいる」
❌ 誤り。
誤答理由: 時差9時間は正しいが進んでいる側が逆である。東にある地点ほど時刻は進むため、日本の方がロンドンより早い。
覚えるポイント
- 経度15度ごとに1時間の時差(360度÷24時間)
- 日本の標準時子午線は東経135度→ロンドンとの時差9時間
- 東にある地点ほど時刻が進んでいる
共通テスト攻略
- 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
- 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。