TK9-006地理総合・地理探究 対策問題

地理総合A 地図や地理情報システムで捉える現代世界(1) 地図・GISと現代世界

東京を1月1日の午前10時に出発した航空機が、ロサンゼルス(日本との時差17時間、日本が進んでいる)に現地時間で1月1日の午前3時に到着した。飛行時間として正しいものはどれか。

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正解: 2

正解

10時間

この問題のポイント

出発時刻と到着時刻の時差をそろえてから引き算するという、飛行時間計算の手順を問う。共通テストの時差問題で最も出題頻度が高い型である。

解説

飛行時間を求めるには、出発と到着の時刻を同じ都市の時刻に統一してから差をとる。時刻をそろえずに引き算すると必ず誤る。
手順は次のとおりである。

  • 出発時刻をロサンゼルス時間に直す。日本が17時間進んでいるので、東京出発の1月1日午前10時は、ロサンゼルスでは17時間前の12月31日の午後5時にあたる
  • 到着はロサンゼルス時間で1月1日の午前3時
  • 12月31日午後5時から1月1日午前3時までは、午後5時から真夜中までの7時間と、真夜中から午前3時までの3時間で、合計10時間
    逆に東京時間に統一してもよい。到着時刻を東京時間に直すと1月1日午前3時+17時間=1月1日午後8時となり、午前10時からの差はやはり10時間である。
    見かけ上は出発と到着が同じ日付で時刻が戻っており、日付変更線を東へ越えたことによる現象である。

ひっかけポイント
現地時刻どうしをそのまま引いた「7時間」が最頻出の誤答。必ずどちらかの都市の時刻に統一してから差をとる。

選択肢の確認

①「24時間」
誤り。
誤答理由: 24時間は時差の調整を二重に行うなどの誤計算による値で、東京〜ロサンゼルス間の実際の飛行時間(約10時間)から大きく外れる。

②「10時間」
正しい。
正解。出発時刻をロサンゼルス時間に直すと12月31日の午後5時であり、到着の1月1日午前3時までの差は10時間となる。

③「7時間」
誤り。
誤答理由: 両都市の現地時刻をそのまま引き算した誤り。時差17時間をそろえずに計算すると7時間になるが、実際の飛行時間ではない。

④「17時間」
誤り。
誤答理由: 17時間は両都市の時差そのものであり、飛行時間ではない。時差と飛行時間は別の概念である。

覚えるポイント

  • 飛行時間は時刻を一方の都市に統一してから計算
  • 東行きの太平洋横断は到着日付が戻って見える
  • 統一の向きはどちらでも結果は同じ

共通テスト攻略

  • 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
  • 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。

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