TK9-004地理総合・地理探究 対策問題

地理総合A 地図や地理情報システムで捉える現代世界(1) 地図・GISと現代世界

日付変更線についての説明として最も適切なものはどれか。

解答・解説を見る

正解: 4

正解

ほぼ経度180度の経線に沿って引かれ、西から東へ越えるときは日付を1日戻す

この問題のポイント

日付変更線の位置と、越える方向による日付の操作を正しく対応させられるかを問う。

解説

経度15度ごとに1時間ずつ時刻をずらしていくと、地球を一周したとき24時間、すなわち1日分の食い違いが生じる。この食い違いを調整するのが日付変更線で、本初子午線の反対側にあたるほぼ経度180度の経線に沿って太平洋上に引かれている。
越えるときの操作は次のとおりである。

  • 西から東へ(日本からハワイ方向へ)越える場合:日付を1日戻す
  • 東から西へ(ハワイから日本方向へ)越える場合:日付を1日進める
    「東へ進むほど時刻が進む」の原則をそのまま適用すると一周で1日ずれてしまうため、線を越える瞬間に日付を逆向きに調整すると理解すればよい。
    また日付変更線は、キリバスなどの島国の生活圏を分断しないように、経度180度から所々ずれて屈曲して引かれている。国土の途中で日付が変わる不便を避けるためである。

ひっかけポイント
「西から東へ越えると1日進める」という逆の操作を選ばせる誤答が定番。東へ越えたら戻す、と方向と操作をセットで覚える。

選択肢の確認

①「経度0度の本初子午線に沿って引かれ、越えるときに時刻を12時間ずらす」
誤り。
誤答理由: 本初子午線(経度0度)と日付変更線(ほぼ180度)を混同している。時刻を12時間ずらすという操作も存在しない。

②「ほぼ経度180度に沿って引かれ、西から東へ越えるときは日付を1日進める」
誤り。
誤答理由: 操作の向きが逆。西から東へ越えるときは日付を1日戻すのであり、1日進めるのは東から西へ越える場合である。

③「陸上を含めて経度180度の経線と完全に一致するように引かれている」
誤り。
誤答理由: 日付変更線は島国の生活圏を分断しないよう、キリバス付近などで経度180度から屈曲して引かれており、完全には一致しない。

④「ほぼ経度180度の経線に沿って引かれ、西から東へ越えるときは日付を1日戻す」
正しい。
正解。日付変更線はほぼ経度180度の太平洋上に引かれ、西から東へ越えるときは日付を1日戻し、東から西へ越えるときは1日進める。

覚えるポイント

  • 日付変更線はほぼ経度180度の太平洋上
  • 西から東へ越えると日付を1日戻す
  • 島国の生活圏を避けて屈曲している

共通テスト攻略

  • 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
  • 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。

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