SG-B1-01地理総合・地理探究 対策問題

地理総合B 国際理解と国際協力(1) 生活文化の多様性と国際理解

世界の主食についての説明として最も適切なものはどれか。

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正解: 1

正解

米は高温多雨のアジアのモンスーン地域で主に生産・消費され、小麦は比較的冷涼・乾燥した地域でも栽培できるため広い範囲で主食となっている

この問題のポイント

主食となる作物と栽培条件・分布の対応を問う。「米=高温多雨のアジア」「小麦=冷涼・乾燥にも耐え世界に広く分布」という基本の対応で解ける。

解説

主食は、その土地の自然環境で栽培しやすい作物と深く結び付いている。
は生育期に高温と多量の水を必要とするため、高温多雨のアジアのモンスーン地域が主産地である。世界の米の大部分はアジアで生産され、生産地域でそのまま消費される割合が高い。
小麦は米より冷涼・乾燥に強く、ヨーロッパ、北アメリカ、西アジアから北アフリカまで広い範囲で栽培される。パン・麺などに加工され、世界で最も広く主食とされる穀物であり、国際的に取引される量も多い。
とうもろこしは中南米原産で、メキシコの薄焼きパンのトルティーヤや、アフリカ東部・南部の練り粥のように主食として消費される地域がある。同時に先進国では飼料用の需要が大きい。
いも類では、熱帯を中心にキャッサバ・タロいも・ヤムいもが主食とされ、アンデス原産のじゃがいもは冷涼な地域でも栽培できるためヨーロッパなどに広がった。

ひっかけポイント
米と小麦の栽培条件の入れ替えが定番。またとうもろこしは「飼料専用」ではなくメキシコやアフリカで主食であり、いも類の主食地域は寒帯ではなく熱帯が中心である。

選択肢の確認

①「米は高温多雨のアジアのモンスーン地域で主に生産・消費され、小麦は比較的冷涼・乾燥した地域でも栽培できるため広い範囲で主食となっている」
正しい。
正解。米は高温多雨のモンスーンアジアが主産地で生産地消費の割合が高く、小麦は冷涼・乾燥にも耐えるため世界の広い範囲で主食となっている。

②「米は乾燥地域での栽培に適するため、西アジアや北アフリカが世界的な主産地である」
誤り。
誤答理由: 米の栽培には生育期の高温と豊富な水が必要であり、乾燥した西アジア・北アフリカは米ではなく小麦の文化圏である。

③「とうもろこしを主食とする地域は世界に存在せず、すべて家畜の飼料として消費されている」
誤り。
誤答理由: とうもろこしはメキシコのトルティーヤやアフリカ東部・南部の練り粥のように主食として消費される地域があり、飼料専用ではない。

④「キャッサバやタロいもなどのいも類は、寒帯の住民の主食として広く利用されている」
誤り。
誤答理由: キャッサバやタロいもは熱帯の作物であり、主食とされるのは熱帯のアフリカやオセアニアなどである。寒帯ではない。

覚えるポイント

  • 米=高温多雨のモンスーンアジア、生産地で消費される割合が高い
  • 小麦=冷涼・乾燥にも耐え、世界で最も広く主食化
  • とうもろこし・いも類も中南米やアフリカ・熱帯で主食となる

共通テスト攻略

  • 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
  • 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。

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