SG-B2-01地理総合・地理探究 対策問題

地理総合B 国際理解と国際協力(1) 生活文化の多様性と国際理解

世界の宗教の分布についての説明として最も適切なものはどれか。

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正解: 4

正解

キリスト教・イスラーム・仏教は特定の民族を超えて信仰される世界宗教と呼ばれ、ヒンドゥー教はインドを中心に信仰される民族宗教である

この問題のポイント

世界宗教と民族宗教の区別、および各宗教の分布地域を問う。三大宗教=世界宗教、ヒンドゥー教・ユダヤ教=民族宗教という分類が判断の軸になる。

解説

宗教は、信仰の広がり方によって世界宗教民族宗教に分けられる。
世界宗教は特定の民族の枠を超えて広がった宗教で、キリスト教・イスラーム・仏教の三大宗教が代表である。キリスト教はヨーロッパ・南北アメリカ・オセアニアなどに広く分布し、信者数は世界最多である。イスラームは西アジア・北アフリカ・中央アジアから東南アジアまで広がり、信者数が世界最多の国は西アジアの国ではなく東南アジアのインドネシアである。仏教は東アジア・東南アジアが中心で、タイやミャンマーなどの上座仏教と、中国・日本などの大乗仏教に分かれる。
民族宗教は特定の民族と結び付いた宗教で、インドのヒンドゥー教、ユダヤ人のユダヤ教が代表である。ヒンドゥー教は信者数では世界有数だが、インドとその周辺にまとまって分布するため民族宗教に分類される。
宗教は食のタブーや祝祭日など生活文化全体に影響しており、分布の理解は地誌学習の基礎となる。

ひっかけポイント
ヒンドゥー教は信者数が多くても「民族宗教」である点が最頻出。またイスラーム=西アジアだけという思い込みを突く選択肢が定番で、インドネシアが信者数最多の国であることを覚えておく。

選択肢の確認

①「ヒンドゥー教は特定の民族の枠を超えて世界中に広がった世界宗教の代表例である」
誤り。
誤答理由: ヒンドゥー教は信者数こそ多いが、インドとその周辺に集中して分布する民族宗教であり、世界宗教には分類されない。

②「イスラームの信者は西アジアにのみ分布し、東南アジアにはほとんどみられない」
誤り。
誤答理由: イスラームは北アフリカ・中央アジア・南アジア・東南アジアまで広がり、信者数最多の国は東南アジアのインドネシアである。

③「仏教は主にヨーロッパと南北アメリカで信仰されている」
誤り。
誤答理由: 仏教の分布の中心は東アジア・東南アジアであり、ヨーロッパや南北アメリカの主要宗教はキリスト教である。

④「キリスト教・イスラーム・仏教は特定の民族を超えて信仰される世界宗教と呼ばれ、ヒンドゥー教はインドを中心に信仰される民族宗教である」
正しい。
正解。キリスト教・イスラーム・仏教は民族の枠を超えて広がった三大世界宗教であり、ヒンドゥー教はインドの民族と結び付いた民族宗教である。

覚えるポイント

  • 世界宗教=キリスト教・イスラーム・仏教の三大宗教
  • 民族宗教=ヒンドゥー教(インド)・ユダヤ教など
  • イスラーム信者数最多の国はインドネシア

共通テスト攻略

  • 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
  • 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。

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