SG5-017地理総合・地理探究 対策問題

地理総合B 国際理解と国際協力(1) 生活文化の多様性と国際理解

世界の三大宗教の分布に関する説明として最も適切なものはどれか。

解答・解説を見る

正解: 1

正解

イスラームは西アジア・北アフリカから中央アジア・東南アジアにかけて広く分布している

この問題のポイント

三大宗教の分布圏の基本を問う。イスラーム=乾燥帯を中心に西アジアから東南アジアへ、という帯状の広がりをつかんでいるかが鍵。

解説

民族を超えて広がる世界宗教のうち、キリスト教・イスラーム・仏教を三大宗教と呼ぶ。
キリスト教は信者数が世界最大で、ヨーロッパ、南北アメリカ、オセアニア、サハラ以南アフリカに広がる。イスラーム西アジア・北アフリカの乾燥地域を中核に、中央アジア、南アジアの一部、そして東南アジア(インドネシア・マレーシア)まで帯状に分布する。仏教東アジア・東南アジアに集中し、三大宗教の中では分布の範囲が最も限定的である。
分布の広がりは、商人の交易路や植民地支配など伝播の歴史を反映している。イスラームが東南アジアに広がったのはムスリム商人の海上交易によるものであり、ラテンアメリカやフィリピンのキリスト教はスペインの植民地支配の結果である。

ひっかけポイント
イスラームを「アラブ地域だけの宗教」と狭く捉えるのが誤りの型。実際は東南アジアまで広がり、最大の信者数を持つ国はインドネシアである。仏教はアジアに限られる点も確認。

選択肢の確認

①「イスラームは西アジア・北アフリカから中央アジア・東南アジアにかけて広く分布している」
正しい。
正解。イスラームは西アジア・北アフリカの乾燥地域を中核に、中央アジアや東南アジアのインドネシア・マレーシアまで帯状に分布している。

②「仏教はヨーロッパで最も信者が多い宗教である」
誤り。
誤答理由: 仏教の分布は東アジア・東南アジアが中心で、ヨーロッパで最多ということはない。ヨーロッパの主要宗教はキリスト教である。

③「キリスト教の信者は東アジアに集中しており、ヨーロッパにはほとんどいない」
誤り。
誤答理由: キリスト教はヨーロッパ・南北アメリカ・オセアニアなどに広がる世界最大の宗教で、ヨーロッパに信者がほとんどいないという説明は正反対である。

④「イスラームの信者は南アメリカ大陸に最も多く分布している」
誤り。
誤答理由: 南アメリカで多数を占めるのはカトリック(キリスト教)である。イスラームの分布の中心は西アジアから東南アジアにかけてである。

覚えるポイント

  • キリスト教は欧米・ラテンアメリカ・オセアニアなど最大の分布
  • イスラームは西アジア〜北アフリカ〜中央アジア〜東南アジア
  • 仏教は東アジア・東南アジア中心で分布が最も狭い

共通テスト攻略

  • 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
  • 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。

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