SG5-018地理総合・地理探究 対策問題

地理総合B 国際理解と国際協力(1) 生活文化の多様性と国際理解

イスラームの信者数が世界で最も多い国として正しいものはどれか。

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正解: 4

正解

インドネシア

この問題のポイント

イスラーム=西アジアという思い込みを突く、統計の定番問題。信者数最大の国が東南アジアのインドネシアであることを知っているかを問う。

解説

イスラームの信者(ムスリム)が最も多い国は、西アジアの国ではなく、東南アジアのインドネシアである。人口約2.8億のうち9割近くがムスリムで、その数は2億人を超え世界最大である。
イスラームがこの地域に広がったのは、8世紀以降、ムスリム商人がインド洋の海上交易を担い、港町を通じて信仰が伝わったためである。武力による征服ではなく交易を通じた平和的な伝播であった点が特徴で、マレーシアやブルネイにも広がった。
発祥地のサウジアラビアは聖地メッカを擁するが、人口は約3600万と比較的少ない。人口の多いムスリム国としては、ほかにパキスタン、インド、バングラデシュが挙げられ、南アジアの3か国はいずれも1億人以上のムスリムを抱える。ヒンドゥー教徒が多数のインドも、総人口が巨大なためムスリム人口では世界有数である。

ひっかけポイント
「イスラーム発祥の地だからサウジアラビアが最多」と考えさせるのが定番の型。発祥地と信者数最大国は別で、上位はインドネシア・パキスタン・インドなどアジアの人口大国が占める。

選択肢の確認

①「サウジアラビア」
誤り。
誤答理由: サウジアラビアはイスラーム発祥の地で聖地メッカを擁するが、人口が約3600万と少なく、信者数ではインドネシアなどに遠く及ばない。

②「エジプト」
誤り。
誤答理由: エジプトは北アフリカ有数のムスリム人口を持つが約1億であり、インドネシアやパキスタン、インドを下回る。

③「イラン」
誤り。
誤答理由: イランはシーア派の大国だが人口は約9000万で、ムスリム人口世界一ではない。

④「インドネシア」
正しい。
正解。インドネシアは人口約2.8億の9割近くがムスリムで、その数は2億人を超え世界最大である。ムスリム商人の交易を通じてイスラームが伝わった。

覚えるポイント

  • ムスリム最多の国はインドネシア(2億人超)
  • 交易を通じて東南アジアへ平和的に伝播
  • パキスタン・インド・バングラデシュもムスリム人口が巨大

共通テスト攻略

  • 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
  • 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。

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