SG3-014地理総合・地理探究 対策問題

地理総合C 持続可能な地域づくりと私たち(1) 自然環境と防災

防災における自助・共助・公助についての説明として最も適切なものはどれか。

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正解: 2

正解

自助は自分や家族の命を自ら守ること、共助は地域住民どうしが助け合うこと、公助は行政による救助・支援を指す

この問題のポイント

防災の3つの主体の区別と、大規模災害で公助に限界があるという理解を問う。

解説

防災の担い手は3つに整理される。

  • 自助: 自分と家族の命・財産を自ら守ること。住宅の耐震化、家具の固定、水・食料の備蓄、ハザードマップの確認など
  • 共助: 近隣や地域コミュニティで助け合うこと。自主防災組織、防災訓練、避難行動要支援者への声かけ、避難所の運営など
  • 公助: 国や地方公共団体、消防・警察・自衛隊による救助・支援。堤防などの施設整備や避難情報の発令も含む
    1995年の阪神・淡路大震災では、倒壊家屋から救出された人の多くが家族や近隣住民によって助け出されたとされ、共助の重要性が広く認識された。
    大規模災害の直後は行政自身も被災し、公助だけでは対応しきれない。自助・共助・公助を組み合わせ、日頃から地域のつながりを築いておくことが被害の軽減につながる。

ひっかけポイント
「公助が全てに直ちに行き届く」は大規模災害の現実に反する。阪神・淡路大震災の救出の主力が近隣住民だった事実とセットで問われる。

選択肢の確認

①「大規模災害では公助がすべての被災者に直ちに行き届くため、自助や共助は不要である」
誤り。
誤答理由: 大規模災害では行政自身も被災して公助が行き届かず、阪神・淡路大震災では近隣住民による救出が多数を占めた。自助・共助は不可欠である。

②「自助は自分や家族の命を自ら守ること、共助は地域住民どうしが助け合うこと、公助は行政による救助・支援を指す」
正しい。
正解。自助は自分と家族を守る備え、共助は自主防災組織など地域の助け合い、公助は行政による救助・支援であり、三者の組合せが防災の基本である。

③「自助とは行政が住民一人ひとりを個別に救助することを指す」
誤り。
誤答理由: 行政による救助は公助の内容である。自助は自分自身と家族による備え・行動を指す。

④「共助とは国が地方公共団体を財政的に支援することを指す」
誤り。
誤答理由: 国から地方への財政支援は行政内部の仕組みであり、共助は住民どうし・地域コミュニティの助け合いを指す。

覚えるポイント

  • 自助=自分・家族、共助=地域、公助=行政
  • 大規模災害の直後は公助に限界がある
  • 阪神・淡路大震災で共助の重要性が認識された

共通テスト攻略

  • 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
  • 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。

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