SG3-013地理総合・地理探究 対策問題

地理総合C 持続可能な地域づくりと私たち(1) 自然環境と防災

大雨の際に市町村が発令する避難情報についての説明として最も適切なものはどれか。

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正解: 3

正解

警戒レベル4の避難指示が出されたら、危険な場所にいる人は全員避難しなければならない

この問題のポイント

5段階の警戒レベルと取るべき行動の対応を問う。「レベル4までに必ず避難」が最重要の原則。

解説

避難情報は災害対策基本法に基づき市町村が発令し、5段階の警戒レベルで行動が整理されている。

  • レベル1・2: 気象庁が発表。心構えを高め、避難行動を確認する
  • レベル3 高齢者等避難: 避難に時間のかかる高齢者・障がい者などは避難開始。それ以外の人も準備を進める
  • レベル4 避難指示: 危険な場所にいる人は全員避難する
  • レベル5 緊急安全確保: すでに災害が発生・切迫している状況。安全な避難ができず、命を守る最善の行動をとる段階
    2021年の法改正で従来の「避難勧告」は廃止され、避難指示に一本化された。レベル5を待つのではなく、レベル4までに避難を完了することが原則である。
    また、避難情報が出ていなくても、危険を感じたら自らの判断で早めに避難することが推奨される。

ひっかけポイント
「レベル5から避難開始」は手遅れになる典型的誤り。廃止された避難勧告を現行制度として出す選択肢にも注意。

選択肢の確認

①「警戒レベル3の高齢者等避難は、高齢者以外は完全に無視してよい情報である」
誤り。
誤答理由: レベル3は高齢者らの避難開始の合図であると同時に、他の人も避難準備を進めるべき情報で、無視してよいものではない。

②「避難情報が出ていなければ、どれほど危険を感じても避難してはならない」
誤り。
誤答理由: 避難情報がなくても危険を感じたら自主的に早めに避難することが推奨されており、発令を待つ義務はない。

③「警戒レベル4の避難指示が出されたら、危険な場所にいる人は全員避難しなければならない」
正しい。
正解。警戒レベル4の避難指示は危険な場所にいる全員が避難すべき段階であり、レベル4までに避難を完了するのが原則である。

④「警戒レベル5の緊急安全確保が出てから避難を始めるのが原則である」
誤り。
誤答理由: レベル5緊急安全確保はすでに災害が発生・切迫した段階で、そこから避難を始めるのでは手遅れになる。

覚えるポイント

  • レベル3で高齢者等避難、レベル4で全員避難
  • レベル5緊急安全確保は避難が困難な最終段階
  • 避難勧告は廃止され避難指示に一本化(2021年)

共通テスト攻略

  • 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
  • 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。

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