SG8-002地理総合・地理探究 対策問題

地理総合C 持続可能な地域づくりと私たち(1) 自然環境と防災

洪水ハザードマップを使った避難の備えとして最も適切なものはどれか。

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正解: 4

正解

自宅から避難所までの経路が浸水想定区域を通らないかを確認し、複数の経路を検討しておく

この問題のポイント

ハザードマップの実践的な使い方を問う。避難所の位置だけでなく、そこへ至る経路の安全と代替経路の確保まで考えることが核心。

解説

洪水ハザードマップには、河川が氾濫した場合の浸水想定区域と浸水の深さ、避難所の位置などが示されている。
読図の際に重要なのは、避難所そのものの位置だけでなく、避難経路の安全を確認することである。自宅と避難所の間に浸水しやすい低地やアンダーパス(掘り下げ式の立体交差)があれば、そこが先に浸水して通れなくなるおそれがある。橋や堤防沿いの道も増水時には危険である。
また、災害の状況によって使えない道が出ることを想定し、複数の避難経路を用意しておくことが勧められる。浸水が始まってからの移動はかえって危険なため、上階へ逃げる垂直避難が適切な場合もある。
自宅が想定区域外でも、勤務先や通学路が区域内のこともあり、避難情報の入手方法を含めて事前に確認しておくことが大切である。

ひっかけポイント
「川の様子を見に行く」行動は水害時の犠牲の典型例で、絶対に避けるべき行動。想定区域外=安全確認不要、という選択肢も誤り。

選択肢の確認

①「自宅が浸水想定区域の外にあれば、避難について考える必要はない」
誤り。
誤答理由: 自宅が区域外でも通勤・通学先や経路が危険なことがあり、想定外の浸水もありうるため確認は必要。

②「避難所までの最短経路を1つだけ覚えておけば十分である」
誤り。
誤答理由: 災害時は道路の冠水や通行止めが起こるため、経路を1つに絞るのは危険で複数の検討が原則。

③「豪雨の際は川沿いの道を通り、川の水位を確認しながら避難する」
誤り。
誤答理由: 増水した川を見に行く行動は水害時の犠牲の典型例で、川沿いの道は避難経路として最も避けるべきである。

④「自宅から避難所までの経路が浸水想定区域を通らないかを確認し、複数の経路を検討しておく」
正しい。
正解。避難所の位置だけでなく経路上の浸水危険を確認し、使えない道に備えて複数経路を用意するのが正しい使い方である。

覚えるポイント

  • 避難所だけでなく経路上の浸水危険も確認する
  • 経路は複数用意し、状況により垂直避難も選択
  • 増水した川や用水路には近づかない

共通テスト攻略

  • 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
  • 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。

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