KZ-R8T-05地理総合・地理探究 対策問題

共通テスト図版チャレンジ令和8年度 追・再試験

図のような震源分布がみられる変動帯と防災に関する知識として最も適切なものはどれか。

KZ-R8T-05の問題図版
解答・解説を見る

正解: 3

正解

日本列島は複数のプレートが接する変動帯に位置して地震や火山活動が活発であり、ハザードマップの作成などの防災対策が進められている

この問題のポイント

変動帯としての日本列島の位置付けと、ハザードマップの定義という防災の基本知識を問う。

解説

変動帯は、プレート境界に沿って地殻変動が活発な地帯で、地震・火山活動が集中し、山脈や海溝などの大地形が形成される。
日本列島は、太平洋プレート・フィリピン海プレートが大陸側のプレートの下へ沈み込む場所に位置する、世界有数の変動帯である。そのため地震が多発し、プレートの沈み込みに伴ってマグマが生じるため火山も多い。地震と火山はセットで現れるのが沈み込み帯の特徴である。
災害への備えとして、各自治体はハザードマップを作成している。これは、津波・洪水・土砂災害・火山噴火などについて被害が想定される範囲や避難場所を事前に示した地図であり、復旧記録ではなく「事前の備え」のための地図である点が重要である。
読図の際は、想定を超える災害もあり得ることを踏まえ、避難経路の確認など日ごろの備えと組み合わせて活用することが求められる。

ひっかけポイント
ハザードマップの定義を「事後の記録」とすり替える選択肢が定番。被害想定と避難情報を事前に示す地図である。

選択肢の確認

①「ハザードマップとは、災害発生後の復旧工事の進み具合を記録した地図である」
誤り。
誤答理由: ハザードマップは災害の被害が想定される範囲や避難場所を事前に示す地図であり、復旧工事の記録ではない。

②「変動帯では地震は発生するが、火山活動がみられることはない」
誤り。
誤答理由: 沈み込み帯ではプレートの沈み込みに伴いマグマが生成されるため、地震と火山活動はともに活発になる。火山がないという記述は誤り。

③「日本列島は複数のプレートが接する変動帯に位置して地震や火山活動が活発であり、ハザードマップの作成などの防災対策が進められている」
正しい。
正解。日本列島は複数のプレートが沈み込む変動帯にあり地震・火山が活発で、被害想定と避難情報を事前に示すハザードマップの整備が進む。

④「日本列島は安定陸塊に位置しており、大規模な地震はほとんど発生しない」
誤り。
誤答理由: 日本列島は変動帯に位置し、世界の中でも地震が特に多い地域である。安定陸塊はオーストラリアやアフリカなどの古い大陸部を指す。

覚えるポイント

  • 日本列島は複数プレートが接する変動帯に位置
  • 沈み込み帯では地震と火山活動がともに活発
  • ハザードマップは被害想定範囲と避難場所を事前に示す

共通テスト攻略

  • 資料を先に観察:題名・年代・作成者・注記・凡例・単位を確認し、資料に直接示された事実と、知識から推測した内容を分ける。
  • 既習事項と接続:資料中の固有名詞・制度・数量の変化を手掛かりに、同時代の政治・社会・対外関係へ結び付ける。資料にないことを印象だけで補わない。
  • 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。

関連問題

KZ-R8T-04KZ-R8T-06