TK9-012地理総合・地理探究 対策問題

地理総合A 地図や地理情報システムで捉える現代世界(1) 地図・GISと現代世界

本初子午線についての説明として最も適切なものはどれか。

解答・解説を見る

正解: 1

正解

経度0度の経線で、ロンドン郊外の旧グリニッジ天文台を通り、世界の時刻の基準となっている

この問題のポイント

本初子午線の定義と位置を問う基本問題。経度0度・グリニッジ・時刻の基準という3点セットの確認が軸。

解説

本初子午線経度0度の経線であり、19世紀末の国際会議で、ロンドン郊外の旧グリニッジ天文台を通る経線を世界共通の経度の原点とすることが定められた。世界の時刻はこの経線を基準とするグリニッジ標準時をもとに組み立てられ、現在は原子時計に基づく協定世界時がこれを引き継いでいる。各国の標準時は「グリニッジより何時間進む・遅れる」という形で表される。
本初子午線はイギリスからフランス、スペイン、アルジェリア、ガーナ沖などを通り、赤道(緯度0度)とはギニア湾上で交わる。この交点の位置は地図判読の問題でよく使われる。
紛らわしい線との区別も重要である。日付変更線はほぼ経度180度で日付を調整する線、赤道は緯度0度で南北半球を分ける線、東経135度は日本の標準時子午線である。それぞれ役割が全く異なる。

ひっかけポイント
本初子午線(経度0度)と日付変更線(ほぼ180度)の混同が定番。赤道は緯度の基準であり経度とは無関係である。

選択肢の確認

①「経度0度の経線で、ロンドン郊外の旧グリニッジ天文台を通り、世界の時刻の基準となっている」
正しい。
正解。本初子午線は経度0度の経線で、ロンドン郊外の旧グリニッジ天文台を通り、世界の経度と時刻の基準として国際的に定められた。

②「経度180度の経線で、太平洋上を通り日付の調整に使われている」
誤り。
誤答理由: 経度180度に沿って日付を調整するのは日付変更線であり、本初子午線とは反対側の別の線である。

③「緯度0度の線で、地球を北半球と南半球に分けている」
誤り。
誤答理由: 緯度0度で南北半球を分けるのは赤道である。本初子午線は経度の基準であり、緯度とは無関係である。

④「東経135度の経線で、日本の標準時の基準となっている」
誤り。
誤答理由: 東経135度は日本の標準時子午線(明石市)であり、世界の基準である本初子午線ではない。

覚えるポイント

  • 本初子午線は経度0度、旧グリニッジ天文台を通る
  • 世界の時刻の基準で、各国の標準時の起点
  • 赤道との交点はギニア湾上にある

共通テスト攻略

  • 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
  • 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。

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