JH-D3-10|歴史総合・日本史探究 対策問題
第一次世界大戦への日本の参戦と二十一カ条の要求について述べた記述として最も適切なものはどれか。
解答・解説を見る
正解: 1
正解
日英同盟を理由に参戦してドイツの拠点青島を占領し、1915年に中国へ二十一カ条の要求を突き付けた
背景・因果
日本は日英同盟を理由に1914年参戦し、ドイツの根拠地青島と山東省の権益、赤道以北のドイツ領南洋諸島を占領した。1915年、袁世凱政府に二十一カ条の要求を突き付けて大部分を認めさせ、中国の反日感情(五・四運動の背景)と米英の警戒を招いた。
覚えるポイント
核となる対応:「日英同盟を理由に参戦してドイツの拠点青島を占領し、1915年に中国へ二十一カ条の要求を突き付けた」。日本は日英同盟を理由に連合国側で参戦し、ドイツ拠点の青島などを占領した。1915年には袁世凱政府へ二十一カ条の要求を突き付けた。
混同防止「日本は中立を守り、大戦には一切関与しなかった」:日本は中立を維持せず、1914年にドイツへ宣戦して青島・南洋諸島を占領した。大戦景気も参戦による輸出拡大と結び付く。
選択肢別の検討
① ✅ 正解「日英同盟を理由に参戦してドイツの拠点青島を占領し、1915年に中国へ二十一カ条の要求を突き付けた」
日本は日英同盟を理由に連合国側で参戦し、ドイツ拠点の青島などを占領した。1915年には袁世凱政府へ二十一カ条の要求を突き付けた。
② ❌ 誤答「日本は中立を守り、大戦には一切関与しなかった」
日本は中立を維持せず、1914年にドイツへ宣戦して青島・南洋諸島を占領した。大戦景気も参戦による輸出拡大と結び付く。
③ ❌ 誤答「日本はドイツ側に立って参戦した」
日本はイギリスなど連合国側に立ってドイツと戦った。ドイツ側で参戦したという陣営対応は逆である。
④ ❌ 誤答「二十一カ条の要求は中国側から日本への要求である」
二十一カ条の要求は日本政府が中国の袁世凱政府へ示した要求である。中国から日本への要求ではなく、山東権益などの承認を迫った。
共通テスト攻略
- 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
- 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。