JH-D3-14|歴史総合・日本史探究 対策問題
大政翼賛会(1940年)について述べた記述として最も適切なものはどれか。
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正解: 1
正解
新体制運動の中で諸政党が解散して成立した官製組織で、隣組などを通じて国民生活を統制した
背景・因果
近衛文麿の新体制運動に呼応して既成政党が次々と解散し、1940年に大政翼賛会が発足した。政党というより行政の補助機関的な官製組織で、隣組・町内会を通じ配給や思想統制など国民生活の末端まで組み込んだ。政党政治の消滅として、憲政の常道の終焉とセットで問われる。
覚えるポイント
核となる対応:「新体制運動の中で諸政党が解散して成立した官製組織で、隣組などを通じて国民生活を統制した」。大政翼賛会は近衛文麿の新体制運動の中で既成政党が解散して1940年に成立した官製組織である。隣組・町内会を通じて生活と思想を統制した。
混同防止「普通選挙の実現を求めた政党である」:普通選挙を求めた政党ではなく、政党政治を解消して戦時動員を進める組織だった。男子普通選挙法はすでに1925年に成立している。
選択肢別の検討
① ✅ 正解「新体制運動の中で諸政党が解散して成立した官製組織で、隣組などを通じて国民生活を統制した」
大政翼賛会は近衛文麿の新体制運動の中で既成政党が解散して1940年に成立した官製組織である。隣組・町内会を通じて生活と思想を統制した。
② ❌ 誤答「普通選挙の実現を求めた政党である」
普通選挙を求めた政党ではなく、政党政治を解消して戦時動員を進める組織だった。男子普通選挙法はすでに1925年に成立している。
③ ❌ 誤答「軍部に抵抗するために結成された民間団体である」
軍部へ抵抗する民間団体ではなく、政府主導で戦争遂行に国民を組み込むための組織だった。行政の補助機関的性格を持つ。
④ ❌ 誤答「戦後の民主化政策により結成された」
大政翼賛会は太平洋戦争前の1940年に結成された。戦後の民主化ではむしろ解散済みの戦時統制組織として否定された。
共通テスト攻略
- 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
- 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。