JT3-D25歴史総合・日本史探究 対策問題

日本史探究D 近現代の地域・日本と世界(3) 近現代の地域・日本と世界の画期と構造

1940年に既成政党が解散して合流し、近衛文麿を総裁として成立した組織はどれか。

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正解: 4

正解

大政翼賛会

背景・因果

ナチ党にならった強力な一国一党をめざす新体制運動のなか、1940年、立憲政友会・立憲民政党などの政党は自ら解散して大政翼賛会に合流した。ただし政党にはならず、部落会・町内会・隣組を末端とする官製の上意下達組織となり、国民生活の統制と動員を担った。

覚えるポイント

「政党ではなく官製の国民統制組織」という性格規定が頻出。隣組(回覧板・配給・相互監視)は生活史・資料問題の定番素材。

選択肢別の検討

① ❌ 誤答「立憲政友会」
立憲政友会は戦前の主要政党の一つだが、1940年には自ら解散して大政翼賛会へ合流した側である。既成政党をまとめて新設された組織名ではない。

② ❌ 誤答「枢密院」
枢密院は1888年に設置され、天皇の諮問を受け憲法問題や条約などを審議した機関である。政党解散後に近衛を総裁として結成された国民組織ではない。

③ ❌ 誤答「翼賛政治会」
翼賛政治会は1942年の翼賛選挙後、議員をまとめるために組織された政治団体である。1940年に国民統制組織として成立したのは大政翼賛会である。

④ ✅ 正解「大政翼賛会」
1940年、新体制運動のもと既成政党が解散し、近衛文麿を総裁とする大政翼賛会へ合流した。町内会・部落会・隣組まで連なる官製の国民統制組織となった。

共通テスト攻略

  • 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
  • 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。

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