RS-D2-03|歴史総合・日本史探究 対策問題
ベトナム戦争が日本、特に沖縄に与えた影響として最も適切なものはどれか。
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正解: 1
正解
アメリカ施政権下の沖縄の基地から米軍が出撃し、祖国復帰運動が高まった
背景・因果
ベトナム戦争ではアメリカ施政権下の沖縄の基地が出撃・補給拠点となり、戦争への不安とともに祖国復帰運動が高まった。1972年の返還は「核抜き・本土並み」がうたわれたが、広大な基地は残った。冷戦下の戦争と日本社会のつながりを問う典型テーマ。
覚えるポイント
核となる対応:「アメリカ施政権下の沖縄の基地から米軍が出撃し、祖国復帰運動が高まった」。ベトナム戦争中、アメリカ統治下の沖縄は米軍の出撃・補給拠点となり、基地負担と戦争への不安が復帰運動を強めた。1972年に施政権は返還されたが、多くの基地は残った。
混同防止「日本は自衛隊を派遣してベトナムで戦闘に参加した」:日本政府は自衛隊をベトナムの戦闘へ派遣していない。日本との関係は沖縄などの米軍基地利用や特需といった間接的関与であり、戦闘参加と区別する必要がある。
選択肢別の検討
① ✅ 正解「アメリカ施政権下の沖縄の基地から米軍が出撃し、祖国復帰運動が高まった」
ベトナム戦争中、アメリカ統治下の沖縄は米軍の出撃・補給拠点となり、基地負担と戦争への不安が復帰運動を強めた。1972年に施政権は返還されたが、多くの基地は残った。
② ❌ 誤答「日本は自衛隊を派遣してベトナムで戦闘に参加した」
日本政府は自衛隊をベトナムの戦闘へ派遣していない。日本との関係は沖縄などの米軍基地利用や特需といった間接的関与であり、戦闘参加と区別する必要がある。
③ ❌ 誤答「沖縄の米軍基地はベトナム戦争と無関係だった」
嘉手納基地など沖縄の基地は爆撃機の出撃・補給拠点として戦争と密接に関わった。「無関係」は沖縄が「悪魔の島」と呼ばれた基地機能を否定している。
④ ❌ 誤答「ベトナム戦争を機に沖縄の基地はすべて撤去された」
1972年の沖縄返還後も米軍基地は存続し、すべて撤去されたわけではない。ベトナム戦争を契機に基地問題が可視化されたことと、撤去完了を混同している。
共通テスト攻略
- 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
- 因果の向きを確認:時期が近いだけで結び付けず、「原因→政策・行動→結果」の順に置き、主体と目的がつながるかを確かめる。
- 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。