KM-44情報Ⅰ 対策問題

共通テスト過去問チャレンジ令和8年度 本試験

令和8年度本試験 第2問B 問3 図9のような背景が一色でない画像から、図10の画像(熊以外を黒にした画像)を作成することは容易ではない。そこで、色の範囲を指定して、その色から成る領域を選択することができる画像編集ソフトウェアを使って背景を選択することを考える。図11は画像編集ソフトウェアで表した図9の各階調の画素数を表したヒストグラムである。なお、図9の画像は1画素を8ビットで表現した256階調のグレースケールである。 図9の背景(熊以外)だけを選択するには階調のどの範囲を指定すれば良いか。最も適当なものを、図11中の⓪〜④のうちから選べ。

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正解: 3

正答

3

問題の整理

ヒストグラムは「どの階調(明るさ)の画素が何個あるか」を表すグラフです(横軸: 左=黒〜右=白、縦軸: 画素数)。写真の中の「どの部分」がヒストグラムの「どの山」に対応するかを推理して、背景だけを選ぶ階調範囲を決めます。

解き方

  1. 写真とヒストグラムを対応づける。図9の写真では、背景の布は白っぽい色(ただし影があり一色ではない)、熊は中間〜やや暗めの色です。図11のヒストグラムには山が2つあります。

    • 中間の階調に広がる低い山 → 色にばらつきのあるの画素
    • 白に近い側にそびえる高く鋭い山 → 画面の大部分を占める明るい背景の画素
  2. 背景だけを含む範囲を選ぶ。背景の画素は右側の高い山に集まっているので、その山を含む**範囲②(白に近い側)**を指定すれば、背景だけが選択されます。

他の範囲では失敗します。範囲⓪(黒側)にはほとんど画素がなく、範囲①(中間)を選ぶと熊が選択されてしまい、範囲④のように広くとると熊と背景の両方が入ってしまいます。

問題の設定にも学びがあります。背景が完全な一色なら「その1色を指定」すれば済みますが、実際の写真は照明や影で背景にも濃淡があります。だから「色の範囲で指定する」——実際の画像編集ソフトの選択ツールと同じ考え方です。

選択肢の確認

1.× 黒に近い階調の画素はほとんど存在しない。
2.× 中間の山は熊の画素。熊が選択されてしまう。
3.○ 白寄りの高い山=明るい背景の画素だけを含む。
4.× 広すぎて熊も背景も両方含んでしまう。

ここだけは覚えよう

ヒストグラムの山=写真の中の領域 — 「明るく面積が広い部分」は右側の高い山になる。

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