KM-42情報Ⅰ 対策問題

共通テスト過去問チャレンジ令和8年度 本試験

令和8年度本試験 第2問B 問1 ゲームの画面などは一つの画像ではなく、背景の画像やキャラクターの画像など複数の画像を組み合わせて作られている。図5(A)の画像の上に、コンピュータを使って描いた図5(B)のようなゲームのキャラクター画像をそのまま重ねると、図5(C)のように図5(B)の白い背景が表示されてしまう。 図5(B)の白い背景を透過させ、その部分に図5(A)の画像を表示させたい。これは、画像を重ね合わせ、画素単位のビット演算を組み合わせて実現することができる。ここでは画素(点)を4ビットで表現した16階調のグレースケールとし、黒色の点の値は0000、白色の点の値は1111とする。最初に、図5(B)のキャラクターの部分をすべて白色、透過したい部分をすべて黒色にした図6の画像を作成しておく。OR演算(論理和)は、ビットごとに「どちらかが1なら1」となる演算である。 図5(A)の画像に図6の画像を重ねてビットごとにOR演算をするとき、図6の白色の点1111と重なる図5(A)の点の値が1010、図6の黒色の点0000と重なる図5(A)の点の値が0110であった場合のそれぞれのOR演算の結果の組合せとして正しいものを選べ。

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正解: 1

正答

1

問題の整理

OR演算(論理和)は、2つのビットを比べて「どちらか一方でも1なら結果は1、両方0のときだけ0」とする演算です。4ビットの画素どうしでは、同じ位置の桁ごとに独立にORをとります。

解き方

1つ目: 1111 OR 1010 を桁ごとに計算します。

  • 1桁目: 1 OR 1 = 1 / 2桁目: 1 OR 0 = 1 / 3桁目: 1 OR 1 = 1 / 4桁目: 1 OR 0 = 1
  • 1111。片方が全部1なら、相手が何であれ結果はすべて1です。

2つ目: 0000 OR 0110 を桁ごとに計算します。

  • 0 OR 0 = 0 / 0 OR 1 = 1 / 0 OR 1 = 1 / 0 OR 0 = 0
  • 0110。片方が全部0なら、相手の値がそのまま残ります。

この2つの計算から、ORの大切な性質が見えてきます。

  • 白(1111)とORすると、必ず白になる(塗りつぶす働き)
  • 黒(0000)とORすると、相手がそのまま通る(素通しの働き)

だから「キャラクター部分=白・透過部分=黒」のマスク画像を背景にORすると、キャラクターの形だけ白く抜き、背景はそのまま残せる——画像合成でマスクが機能する仕組みが、この性質そのものです。

選択肢の確認

1.○ 1111 OR x = 1111(白で塗りつぶし)、0000 OR x = x(素通し)。
2.× ORと逆の考え方(AND的な結果)になっている。
3.× 2つ目は0110がそのまま残る。0000にはならない。
4.× 1つ目は白に塗りつぶされて1111になる。

ここだけは覚えよう

ORは「1(白)が塗りつぶす・0(黒)が素通す」 — 1 OR x = 1、0 OR x = x。

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